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2021年5月21日の米国株市場は下落しました
特にS&P500とNASDAQは取引開始直後はプラスだったもののその後ズルズルと下げるという寄り天の展開で終了
ウォール・ストリート・ジャーナルは「マーケットオープン後は堅調だった米国株であったが、取引時間中に中国政府がビットコインのマイニング等を規制するというネガティブなニュースをリリースした事により、市場をけん引していたハイテク銘柄中心に売り優勢となり株価が下落した」と報じています
S&P500の週次リターンは-0.4%と2021年2月以来の2週連続下落となりました
一方NASDAQの週次リターンは+0.4%と辛うじてプラスでした
金曜日に発表された5月米製造業PMIは61.5と、過去最高値を記録しました(4月は60.5だった)
この非常に強いPMI指数発表を受け Vital Knowledge 社のアダム・クリサフリは「FRBがテーパリングを考えている事は既に分かっており、今回のPMI発表でその考えが少しだけ強硬になった可能性もある。しかしいずれにせよFRBが11月までテーパリングを示唆しない限り、株式市場は大丈夫だろう」と顧客向け書簡で報告しました
また Insight Investment 社のスコット・ルースターホルツは「今週発表の失業給付申請件数データは、4月雇用統計は労働市場の悪化兆候ではなく一時的なものであった可能性が高いという我々の見解を更に強固なものとした。今後数か月の間に労働市場がさらに改善することを期待する」と述べました
「労働市場がさらに改善」することにより、FRBが予想より早く動き始める事になるのでは・・・?と一瞬不安がよぎりますが、気にしない事にしましょう
米国株投資家はこういう時には資産の一部を一旦キャッシュに戻して様子を見るべきでしょうか?
否。下落局面でタイミングよく資産の一部を売ってキャッシュにし、上昇局面が始まる前に再び株式を買戻しリターンを得る、、、そういう高度な戦略を繰り返してポートフォリオを運用できる優れた投資家は一握りです
全力米国株はそういった「トレードのタイミング」を読み、「的確に売買」を実行する能力はありません
それができない以上、 引き続き持ち株を強く握りしめたままマーケットに祈りを捧げるのみです
タイミングトレードでリターンを出す投資家がいるのと同様に、握力に物を言わせてリターンを出す投資家がいる事も証明する・・・
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