ブルームバーグによると、日本経済のある部分は未だにアメリカの40年前の姿のままだといいます。
プライベートバンクUBPのノーマン・ヴィラミンCIOはブルームバーグの取材に答えました。
こと成長性に関しての話になると、まず誰一人として日本株を選ばない。理由は簡単で、日本経済は80年代のバブル崩壊から数十年間立ち直る事が出来ておらず停滞しており、かつ日本企業にはライバルである米国企業のようなダイナミズムが無い。
しかし日本社会にはある変容が見られる。それは「女性が社会進出を始めた」という点である。2018年は日本の労働人口の53%が女性であった。これは日本社会にとって前例のない高い割合である。
日本女性がようやく労働人口の半数を超えた姿を見て、ヴィラミン氏は40年以上前のアメリカ社会を思い出すといいます。
これは私に1970年代のアメリカを思い起こさせる。当時のアメリカ社会は製造業の凋落、賃金の停滞、失業率の増加に苦しんでいた。結果、多くの女性が職を求めて社会進出していった。結果的に、女性への賃金支払いが景気刺激策となり、アメリカ経済の助けとなった。同じ事が日本でも起こりつつあるとみている。
女性労働力が増加する社会では、アメリカを前例とすると、特定の分野の企業が伸びると言います。
この変化が経済にもたらす影響は
・共稼ぎ家族は子育てに関するサービスをより多く求める
・女性が職場に着ていくアパレルブランドがより多く求められるゆえに私はクライアントに、これらの変化が展開するにつれて急速に成長する事が見込まれる中小日本株を発掘することで、このメガトレンドに乗る事を勧めている。
正社員、非正規労働者、臨時労働者を提供する人材派遣会社、働く女性に応えるアパレルメーカーや小売企業、レストラン及びレジャー関連企業が対象だ。
投資先としてマーケットが見向きもしない日本市場に対して、信じられない事を言っているように聞こえるかもしれない。しかし日本経済のどこに着目すべきか分かれば、日本はついにエキサイティングな段階に入ったのかもしれない。
と、日本を持ち上げるようで実は盛大にディスっているという始末。
だいたい日本の特定の中小株に投資してトレンドに乗ると言いますがそれはただのギャンブルなのでは?
いや、日本が投資先として世界から見向きもされていないんだろうなあという事は、うすうす感づいてはいましたけどね。
投資先として魅力がないって何となく知ってはいましたけどね。
誰かにそう言って欲しかったんですよ・・・
コーチに諭された時のロジャー・ハーロンと同じような気持ちになりました。(「グラップラー刃牙」より)
まあそういう事で日本株はいらないですね。
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記事の通り、日米のバブル崩壊後の現在を比べれば…_| ̄|○
米国女子は、結婚、子供や家族の為に働く。
日本女子は、老後、遊びや独身を楽しむ為に働く。
って、感じがします。
男も同じく。
ゆうやさん
米国女子人口は圧倒的に日本女子人口を上回っていて、経済に刺激があるだろうなあと思いました。
男も同じく。