”2019年1月のS&P500上昇率、1月としては1987年以来最高値を記録(CNBC 2019.1.31)”
2019年1月31日の米国株式市場はS&P500とNASDAQが上昇して終えました(ダウはダウ・デュポン、ゴールドマン・サックス、ビザ、マイクロソフト、マクドナルドが大きく下げた事が重しになりマイナスでした)。
CNBCによるとS&P500、ダウ平均とも、過去30年間で最高を記録した1月であったとのことです。
S&P500の1月の上昇率は7.87%となり、1月としては1987年以来最高値となった。また単月の上昇率としては2015年10月以来となった。
ダウ平均の1月の上昇率は7.17%で、単月の記録としては2015年以来の上昇率となった。また1月としては過去30年間の最高値である。
多くの企業が市場予測を上回る決算を発表した事、パウエルFRB議長が利上げに慎重な姿勢を示した事、そして31日取引終了時刻間際にトランプ大統領が米中貿易問題の協議結果について、ポジティブなコメントを発した事が、株価押し上げの要因となった。
なお米中貿易協議については、31日、中国側から習近平国家主席からの書簡がトランプに渡されており、詳細は不明だが良い内容の書簡であると見られている。
「2018年第4Qに売られ過ぎた反動で買い戻された。むしろ今の株価水準がフェアバリューに近いと言える。」
Dave Lafferty氏(Natixis Investment Managers社の主席ストラテジスト)
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