2019年8月12日(月)のニューヨーク市場は先週金曜に引き続き続落。
S&P500は-1.22%で引けました。
香港の反中国デモ参加者が香港国際空港を占拠・閉鎖させた事が国際社会の懸念を拡大。
世界有数のハブ空港を閉鎖させちゃうっていうのは、政治・経済面に与えるインパクトという点でちょっと今までとは違うんじゃないのという感想です。
香港警察で鎮圧不可となった場合に限り、人民解放軍が介入して来ます。もしそうなればマーケットは更に荒れますね。
ただ軍の介入は国際社会のみならず当の中国に与えるデメリットも相当に大きいので、中国政府もできればそれを避けたいと考えていると各メディアは報じています。
ジム・クレイマーは「香港のデモは米中貿易戦争より深刻だ」とTV番組でコメントしました。
香港の政情不安は、マーケットに対する最大の懸念材料だ。もし中国が軍事介入して天安門事件の二の舞になれば、世界の株式市場は大きな痛手を被る事は避けられない。
空港閉鎖により香港自体、つまりアジアの主要な金融ハブが閉鎖される。これが世界的なリセッションの原因となる可能性もある。米中貿易戦争よりも深刻だ。
ジム・クレイマー(CNBC 2019.8.12)
香港デモと米中貿易戦争とリセッションとFRBの金利と・・・心配事が沢山ありすぎて草。
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