Twitterもよろしくお願いします!
5月29日(金)はS&P500とNASDAQが上昇し、ダウは若干下落しました。
米中緊張の高まりからマーケットオープン直後は下落スタートでした。 トランプが対中政策に関する記者会見を開くと表明したり、突如「CHINA!」と謎の一言ツイートを発したりしたので市場は「またか」と嫌気して下げました。
しかし記者会見は思ったほどひどい内容ではありませんでした。
トランプは香港の統制強化を開始した中国への制裁として、米国が香港に認めている優遇措置の見直しを開始すると発表しました。一方で今年1月の米中第1段階貿易合意の撤回や追加関税には言及しませんでした。市場はワーストシナリオとして「第1段階の合意の撤回」を警戒していましたので、それが無いと分かるとやや安心感が漂い株価が上昇しました。
我々は久しぶりにコロナ前の世界 ー 株価がコロナではなく米中衝突のニュースで上がったり下がったりする世界 ー に帰ってきたような気がします。世界がようやく元通りになりつつあります。
さて最近株価が好調で楽観ニュースを多く目にするようになりました。
よく言われるのが「楽観的な見解が増えると相場は下落する」というものです。
言うほど楽観的な見解って増えていますでしょうか?
このブログでは楽観的というか株式市場に強気派の見解をよく載せていますので市場では楽観主義が蔓延しているかのように見えるかもしれませんが、実際には全然違います。悲観的ニュースもたくさんあります。
なので悲観ニュースも少し紹介します。
著名実業家マーク・キューバンは、個人消費の落ち込み懸念を無視した市場の楽観モードはどう考えてもおかしいと注意喚起(5月15日)
Absolute Strategy Research 社のイアン・ハーネットは市場の行き過ぎた楽観主義が2番底を招くと警鐘を鳴らす(5月15日)。
複数のストラテジストが米国株の割高感に警鐘鳴らす。「なぜ今ここで敢えて米国株投資するのか、投資家は今一度考えるべき。PERは過去最高レベルに高い。もしコロナ第2波が来れば現在のPERに正当性無し」と今後の株価下落を示唆(5月20日)。
JPモルガンは「株価のリバウンドはすぐに収まるだろう」と警告。
まだ他にもありますが今回はこのぐらいにしておきます。
メディアには悲観的記事、弱気派の見解も多く登場しています。
楽観が蔓延しているので下落目前である、とは言えない状況であると感じています。
個人的にはむしろ逆で、現在は悲観が蔓延しているという気持ちでいます。
今月発表された米国個人投資家協会のアンケートでは、個人投資家のセンチメントは弱気優勢だったからです。
むしろ市場は弱気派・悲観派が多数派です。
そしたら案の定株価はスルスルと上がっていったではありませんか。
やはり投資家が不安に駆られたタイミングが買い場であり、誰もが恐れて弱気になったところで前に進まなければいけないという事です。
結論:
楽観主義が蔓延し始めたので株価下落は近い? ← むしろ逆。悲観主義が蔓延し始めたので株価はまだしばらくは上がりそうです。
米国株バナーをクリック頂けると大変励みになります。
世界中に悲観を元とした泡銭が行き渡ってるからね。
まさに大河の一滴が集まって水位が上がるごとく投資のうねりが来てる感ありとw
マネーの大河の中で溺れたい・・・
言いたいこと言ってくれてありがとうって思った。
ぶっちゃけこのブログ村で本当に読む価値があるのは、ここだけだと思う。
駄文垂れ流しですがありがとうございます。ぶっちゃけ役に立たないと思うので話半分で読んで下さい!