2019年3月8日(金)、モルガン・スタンレーのジェームス・ゴーマンCEOはCNBCのインタビューで、今後の株式相場について自身の見解を述べました。
ざっくり言うと
「米中貿易協議は良い方向に着地すると思うよ。だから株価も上がるわ。」
「でもそんなラリー(株価上昇)に何か意味あるかア?」
この発言の背景には、同日取引時間中にトランプ大統領が「米中貿易協議が合意に至った暁には、株式市場は盛大に上昇するだろう」と発言した事があります。
「協議は順調に決着するだろうし短期的に株価は上昇するだろうけど、経済の本質的な問題が解決するわけではないよね。」
「ファンダメンタルズの解決には、何十年もかかる。」
短期的には上がるだろうと言っていますが、ファンダメンタルズの問題からそれが長期的ラリーに繋がるかは疑問といったところでしょうか。
短期売買で利鞘を取りに行ったら地獄の業火で焼かれそうな予感。