“ジェレミー・シーゲル「米中貿易協議が決着する確率は、マーケットの予想では80%。但し日に日に確率は下がっている。(CNBC 2019.5.29)”
シーゲル教授が米中貿易問題が決着する確率について言及しています。
80%ぐらいだそうです。ほぼディールできると見ておいてokという事でしょうか。結構確率高いんですね。
「トランプ大統領は2020年の大統領選挙で再選したいのであれば、この貿易紛争を決着に導かなければならず、また2020年の株価は現在より高くなくてはならない。」
「しかし、不確実性は日に日に高まっており、現時点では米中交渉がディールする確率は80〜90%だ。」
トランプが再選を切望している限りほぼ100% → ただし先行き不透明感を加味すると80%〜90%だということです。
という事でまだ、大騒ぎするほどではないですね。
それよりも、今日のジョンソンエンドジョンソンの下落っぷりの方が気になります。
タバコ株もビックリの威勢の良い滝っぷりを見せていますが、何かあったのでしょうか。
オピオイド鎮痛薬の過剰な服用を原因として、過去10年で米国内で46,000名が死に至ったとして、その製造・販売に関する責任をジョンソンエンドジョンソン(JNJ)に問う訴訟が、オクラホマ州で始まったというニュースが5月29日に報じられました。
JNJを始めとするヘルスケア業界も、タバコ会社並に訴訟の影響を受けますね・・・
シーゲル流投資は胆力が要ります。