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2020年3月23日(月)のNY市場は穏やかに下落しました。
以前はダウが3%も下落したらニュースサイトは騒ぎになっていたのですが、今や3%しか下落していないのでは大した報道もされません。既に十分下落して株価が低くなっているので、3%程度の下落では皆騒ぐ事をやめてしまったようです。
株は下がっても債券は上がっているので、更に騒ぎは小さいです。
TMF(米長期国債ブル3倍ETF)は12.7%も上昇しました。株と債券が逆相関しているので極めて日常の光景です。
今日も明日も多分株価は下落するでしょう。
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ところで以前「持株を一旦全部売って更に株価が下落した所で同量を買い戻すという投資戦略は取らないのはなぜか?」とTwitter上で質問された事があります。
もし自分が持株を一旦全部売るとしたら以下の条件を満たした時かと思います
- 売却日以降「絶対に」株価が下落を続ける
- 売却額よりも「絶対に」30%以上低い額でポートフォリオ全量を買い戻しできる
1についてですが99%下落する事が分かっていても売りたくはないです。世の中に絶対はないので1%の確率で上がるかもしれない以上、バイ&ホールドの方が好みです。
直後に反発して1ヶ月後にまた下げ始めるとかいう謎の動きも無しです。下げ続けなければ条件は満たしません。売却後に途中で上げ始めたら精神を病んでしまいます。
2についてですが売却益がある場合は税金をしこたま取られますし、加えて証券会社に支払う手数料も(売却時と買い戻し時と往復なので)かなり大きな金額になりますので、30%ぐらい安値で買い戻せないと割に合わないと感じます。
最低30%です。もっと下で拾えるならもっと安い方が好ましいです。ですがそういう風に欲が出て買い戻しタイミングを測りかねてモゾモゾしているうちに反発が始まり買い戻し時期を逃しては本末転倒です。
そういう精神的負担を考えてもグロスで最低30%は取れないと割に合わないと考えます。しかも1同様絶対に30%下がるかなんて誰にも分からないので、結局バイ&ホールドで行く事になります。
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と、コロナショック以前は考えていましたが、コロナショックを経て現在はどうかというと…やはり考えは変わりませんでした。
天井で売り抜けなかった以上、どこで手放しても結局30%以上の利を抜けないと思いますので、バイ&ホールド戦略は原則変えないでしょう(リバランスは適宜行いますが)。
あと最近ブログとTwitterを色々見回していて思ったのですが、一旦売却して買い直したという戦略を採った投資家もいるんですが、その中でポートフォリオ全体で30%利鞘を取れた人っていますかね?いないですよね。自分が見た中ではいませんでした。
おそらくそんな神業、大多数の個人投資家には不可能なんだと思います。
だから尚更、やり方は今のまま変えずにおこうと強く思いました。
コロナショック級の暴落を経験してもなおバイ&ホールドが自分に合っていると確信を得られたのは非常に大きかったです。例え今後長期に渡りポートフォリオがマイナスのままでも、 コロナ級までの暴落であれば今後一切戦略について悩む必要がなくなったのは最高の学びであり大きな収穫でしたので、 投資人生的には既にトータルリターンがプラスに転じていると言えます。
などと自己正当化を繰り返す事でかろうじて自我を保つレバレッジ投資家の末路。助けてえ!!
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最後ワロタ。
まぁ私も最近の騒動を
「色味の少ない人生に彩りを…」
と前向きに捉えています。
が…!
刺激的過ぎる彩色と
一般的センスを軽く越えてくる
鬼才の作品を矢継ぎ早に
見せられて不感症に成りました。
もぅ、抽象画ばっかり見た気分。
静物画が見たい。ww
3月25日、26日の2日間だけが久々に小幅な上昇なので逆に落ち着かないですよね。
リスクプレミアム=我慢料
我慢なくして利益なし!
誰もが逃げ出したい時こそ我慢料が跳ね上がります!
大暴落で90年間買い続けて大金持ちになったバフェット神が答えですよ(泣)
あの爺はリミッター外れてて本当に凄い爺ですね…