株式投資に強気なままで良い10の理由

 

ゴールドマンサックスのチーフ世界株ストラテジストのピーター・オッペンハイマー氏が株式市場に強気な10の理由を挙げていましたので、記録用としてメモしておきます。

 

「強気相場には未だ十分な上昇余地があるが、10%の調整も否定できない(Market Watch 2020.9.8)」

オッペンハイマー曰く

1. 現在のマーケットは投資サイクルでいうところの「Hope」にあたる

  

2.経済の回復力は予想より高く、ワクチン開発成功の確率も高い

 

3.ゴールドマンサックス社内エコノミストは経済予測を上方修正し、ウォール街もそれに追随する

 

4. ゴールドマンサックスの弱気相場インジケーターは、2019年に弱気の値が高まったが、現在はバリュエーションが高いとはいえ暴落のリスクは低い事を示している

 

5.FRBとホワイトハウスは米経済支援を続ける

 

6.現在、株式の期待リターンは債券よりも高い

 

7.現在のマイナス金利政策は株式市場に追い風である

 

8. FRBが目標とするところのインフレに対し、 また今後起こるかもしれない予想外の物価上昇に対し、株式投資は極めて効果的なリスクヘッジとなる

  

9.債券、特に社債と比較すると、株式は割安である。堅調なバランスシートを有する優良企業の株式は尚更割安である

 

10.デジタル革命による経済の変容と株価の上昇にはまだ余力がある

 

 

ただしオッペンハイマーはリスクについても言及しています。

マーケットが想定していた景気の急回復が弱まり始めた場合、株価は下落する可能性がある。この場合、株価が再び上昇軌道に到達するまでに、今後数か月間に渡り10%程度の株価調整が起こる可能性がある。

   

    

以上、ゴールドマンサックスの顧客向け書簡からの要約となります。

強気の理由を10個も見せられると引き続き全力で米国株にリスクオンしていくテンションも上がるというものです。

個人的には5,7,8,10あたりが好みですね。

 

当ブログではフラットな視点で米国株式市場の温度感を捉えられるように弱気派の記事もアップしているわけですが、基本的に英語圏のニュースに「株式に弱気になるべき理由」系の記事で理由を10個も挙げている記事はほぼお目に掛かった事がない旨をお伝えしておきます。

 

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2件のコメント

  1. シーゲル教授検索で来た、通りがかりの勉強中です。
    コロナ中、HOLDされ含み益がまだまだありますね!!
    今そのサイクル曲線でバリュー系はHOPE辺りかもしれないけど
    TECHの一部はEXCITEMENT~THRILLあたり来ちゃってるかも。。??
    AMAZONなんかはそれでも調整に耐えてくれるかな??
    3倍リバを多く組込まれてらっしゃいます、アゲアゲの時
    素晴らしいです、調整が深くなってきたら、リバものは現金化OR
    保守的なポートフォリオに組み替えるのですか、それとも
    あくまでHOLDですか?下げも倍・増幅され胃腸の強さが試され
    そうです??

    1. コロナの大底でもレバレッジ3倍ETFをHoldむしろ買い増しをしたりしていたので、いまの調整が多少これよりも深くなっても特に何も感じないカラダになってしまいました。

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