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株式投資の最適解はインデックス投資です。
それは間違いありません。
ですが、バンガードをはじめとする各社が提供しているインデックスファンド、ひいてはS&P500連動ETFのVOOやSPYが、米証券取引員会などの監督官庁/執行機関から「規制」されたらどうなるでしょうか?
インデックス投資がこれまでのように機能しなくなり、投資家界隈は大混乱に陥るでしょうね。
そんなバカなと思うかもしれませんが、割と昔からインデックスファンドを規制すべきかどうかという議論はあるようです。
例えばバンガード創設者ジョン・ボーグルの遺作となった「Stay the Course」の18章目に、その話が出てきます(ボーグルはもちろんそのような規制は馬鹿げた事であると批判します)。
この規制はざっくり言うと「インデックスファンドが全ての企業の大株主になってしまうと、企業間の健全な競争意識が働かなくなり、消費者利益を毀損する」という問題点から出発し、「だからインデックスファンドは、S&P500の企業を保有する際、セクターごとに1社ずつしか保有できないように規制すべきだ」という論に発展していきます。
ただしS&P500のセクターは50ぐらいしかないので、これを細分化して、130とか250とかに増やす必要がある、との事。
ボーグルの本には大まかにこういう風に書いてありました。英語版で読んだ限りではだいたいそのように読み取れましたが、細かいところはいつか日本語版を読んで確認してみたいと思います。
最近だとBloombergが似たような記事(インデックスファンドを違法にすべきか?2020.1.20)を掲載していたので、ああこういう議論は割と頻繁にある事なんだな、と思った次第なのでブログに書いておこうと思いました。
もしも本当にインデックスファンドが規制される事になれば、インデックス投資は終わりですね。めっちゃ怖い。
まあそうは言っても、レバレッジETFが規制を免れたのにインデックス投資が規制されるなんて、そんなことあるわけないでしょw笑 というのが正直な感想です。
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