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2021年1月18日(月)の米国株式市場は休場日です。暇です。
ですので本日は2020年初にウォール街の各金融機関が、2020年末のS&P500がいくらになると予想を立てていたのかを振り返ってみることにします。
更に、各社の2021年末予想も見てみます。
さて早速ですがS&P500の2020年予想vs結果、予想と結果の乖離%、および2021年予想は以下の通りです。
(参考:2020年12月31日S&P500終値:3,756.07)
1. 「2020年末予想値」対「2020年末実績」
各社S&P500の2020年末予想を「3,000~3,500」としていましたが、2020年実績は、コロナショック、大規模金融緩和及び急激な株価のリバウンドを経て、結果「3,756」で着地しました。各社10%から20%読みをショートしていました。つまり2020年実績は予想を大きく上回りました。
ちなみに2020年初めのウォール街の懸念事項は以下の通りでした。
・米中貿易協議フェーズ2交渉でまさかの決裂?
・米インフレが加速し、FRBがまた利上げを始める?
・トランプが大統領選で苦戦or再選ならず?
・米GDPの伸び率が減速?
・上記いずれか、または他の事柄が引き金となり相場暴落?
2020年初の懸念事項はコロナウイルスのコの字もなくて草。
他は懸念が現実になったものもありましたが(トランプ再選ならずとかGDP減速とか)大して問題にはなりませんでした。
2. 2021年末予想
S&P500の2021年予想値は「3,800~4,400」となりました。
なお予想EPSは166ドル~194ドル、予想PERは20倍~25倍です。
そして2021年の懸念事項として現在BloombergやCNBC等で言及されている事項は以下の通りになります。また全力米国株の主観からも幾つか取り上げておきます。
・コロナワクチン不発でパンデミック制御不能、または新型コロナウイルス変異種の大量発生
・バイデン政権による増税や大衆優遇政策による富裕層締め付けによる相場下落
・インフレ率上昇によりFRBの目標インフレ率達成、その後の利上げで株価下落
・独禁法違反でGAFA終了
・テスラやビッグテック各社が実はバブルだった?猛烈に資金が流出しハイパーグロースからバリューへ
・「米国株は異常に割高だ」との掛け声(主にジェフリ・ガンドラックの大声)とともに投資妙味のある新興国マーケットへ資金が流出し中長期的に米国株は世界株インデックスすらアンダーパフォームして大敗
・中国がまた色々と(バイデンともめて関税が大変なことになる・米国と禁輸禁輸で報復しあう・アリババとかファーウェイとかヤバい事になる・ 新しい中国産ウイルスの製造と頒布に成功してしまう など)やらかして試合終了
・ ウォーレン・バフェットの寿命が尽きて相場下落
2021年も張り切ってまいりましょう!!!(眼球が上を向く)
参考1 2020年の予想値は昨年の以下ブログ記事より
参考2 2021年予想値は以下のCNBC記事より
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