ビットコインが間接的にS&P500に組み入れられてしまった　まさかこんな日が来るなんて

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2021年2月8日（月）米国株市場は大変な盛り上がりをみせました。

米国株式市場は3指標とも最高値を更新しました。アフターマーケットでも上昇を続けています。

債券、金、銀、銅も上昇しました

ブレント原油価格も上昇し、1年ぶりに60ドルの壁を突破しました。

ビットコインも+15%と急騰しました。

何もかも上昇しています。

何が起こっているのでしょうか？

要因は3つです。米経済回復の兆し（好調な経済指標と企業決算）、順調なワクチン配布と感染者数減少、1.9兆㌦追加経済支援策への期待です。

先週の金曜日にこれら3つの期待が市場を押し上げると報じられていましたが、週明け月曜日も、特に何か新しいニュースは出ているわけではなく、これらの3要因がリスクオンの流れを加速させ株価を上昇させました。

なお、テスラが15億ドル相当のビットコインを購入しました。またテスラ製品の購入にビットコイン払いも可能にするとのアナウンスもありました。これを受けてビットコインは急騰しています。

テスラを通じてビットコインが間接的にS&P500に組み入れられたような感じになってしまいました。

S&P500企業の時価総額で言うと今やテスラはApple、Microsoft、Amazonに次ぐ第4位です。S&P500の時価総額の実に2%をテスラが占めます。

テスラが15億ドルのビットコインを購入し、ビットコイン払いを顧客に認めると公表した以上、同社の株価、ひいてはS&P500全体の動向にビットコイン価格が影響を与えるようになりました。

まさかこんな事になるとは！笑ってしまいます。

これまで米国株は米国株、ビットコインはビットコイン、という事で相関はありませんでしたが、今後は両者がある程度連動するかもしれません。

米国株投資家も多少はビットコインの値動きに気を払う必要が出てきたようです。

米国株式市場の値動きにビットコインを組み入れる動きは、ブラックロックなどの大手老舗企業が、ビットコイン連動型ETFを新商品として市場に投入するなどの「巨大な一撃」で実現するだろうと思っていました。

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