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基本的に米国株投資家はドルコスト平均法による長期積立投資家が多いです。
なぜかというと、働いて毎月給料を得ながら米国株投資を行う兼業投資家が多いからです。
たとえ投資開始初期に手持ちの財産を一括投資しても、その後の長い投資生活で毎月の給料から一定額を定期的に積み立てることになるので、一括投資よりも長期積立投資になります。
資産が300万円ぐらいのころであれば、毎月の積立額が総資産に与える影響は比較的大きいと言えます。例えば資産300万円に対し積立額が年間30万円ならば、10%のインパクトがあります。
しかし資産が3000万円ぐらいになると、年間30万円の積立額が1%のインパクトしか与えなくなります。
しかも1%ぐらいの総資産の変化は、毎週起こります。下手したら毎日起こるときもあります。
つまり年間の積立額相当分が1日で増減したりするようになります。
そのような状況になると、以下のツイートのように、「貯めるより使ったほうが良いのでは?」という心境になりがちであり、これは完全に同意です。
かくいう全力米国株も、資産が3000万円を超えて、最近は4000万円も超えて、新規入金のモチベーションが下がっているのを自覚しています。
頑張って資産の1%相当額を新規買い増ししても、それとは無関係に相場の状況で1日で1%増えたり1減ったりします。
月に50万円ぐらい入金できるパワーを持っていれば積立のテンションも上がりますが、そうではないので実はここ数ヶ月は「お金を使う方向」に気分が向いていたりします。
使うと言っても家電を新しくしてみたりiPadを買ってみたりちょっと高価で美味しいものを食べたり・・・という使い方です。車を買ったりビジネスクラスで海外旅行に行ったりというような単価の大きい使い方はしていません。
本当はこういう時にこそ節約して少額でもコツコツと積み立てる事で将来の大きな資産増が見込めるのだと思います。それは分かっているのです。ただ、最近少しその積立モチベーションが下がっています。
これは総資産に対する入金額の割合の問題なので、もし株式相場と資産額が急落して自身の入金額が総資産に与える影響が再び大きくなったら、またテンションが上がる気がしますし、相場は好調のままでも心境の変化で積み立て意欲がまた湧いてくるかもしれません。
ただ、一つ注意しなければならない事があります。
それは、既に自分の資産額が自身の労働入金力ではコントロールが効かない状況になっているという事です。
もし相場が暴落して総資産額が大きく毀損しても、月々の積立入金額だけでは簡単には立て直せないでしょう。
積立のモチベーションが下がっているという状態は、もし資産の一部を失うと、積立のみによる回復には何年も、場合によっては何十年もかかる状態なので、そういう状態になった場合には結構緊張したり注意したりする必要があります。
まあ、とは言え全力米国株の場合、米国株は永遠に右肩上がりだと頭から信じ込んでいるので、ポートフォリオを変えるつもりは全然ありませんが。
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最後の一文が、らしくて笑えたw
まぁ、そのレベルになると暴落対策でリスク資産比20%程度は(本来なら)別口で用意しときたいね。別に現金やMMFでなくてもVGSHあたりでなら安心できそうだし。
ぶち氏は DIE WITH ZERO にでも影響されたんかね?ww
全く同感です。投資信託であれば、評価額=単価×口数なので、自力で右肩上がりで増やせる口数に着目するのは一手かもしれません。
分かります。20万円とか30万円とか、労働で頑張って貯めて入金しても、もはや一日で消え去るし入金がどうでもよく感じてしまいます。
「既に自分の資産額が自身の労働入金力ではコントロールが効かない状況になっている」
↑刺さりました。一般労働者が数千万円を投資するということはこういうことなんですね。