今年注目の米国株個別銘柄(バロンズ円卓会議2019)

 

米紙バロンズの2019ラウンドテーブル(円卓会議)討論が2019年1月7日に開催されました。今年もダブルライン・キャピタル共同創業者のジェフリー・ガンドラック氏や、ゴールドマン・サックスのシニア投資ストラテジストのアビー・ジョセフ・コーエン氏、デルファイ・マネジメント創業者のスコット・ブラック氏をはじめとする著名投資家が参加しています。

各パネリストたちが今年どの個別銘柄に注目しているのかという記事が出ていました。

今回はコーエン氏(ゴールドマンサックス)の推し銘柄について紹介します。

 

”バロンズ円卓会議2019で話題に上った注目個別銘柄(バロンズ2019.1.18)”

 

 

アビー・ジョセフ・コーエン氏(ゴールドマン・サックス シニア投資ストラテジスト)

GSのコーエン氏はノースロップ・グラマン(NOC)を推していました。

NOCの株価は他の軍事・防衛銘柄と同様、ここ数年のパフォーマンスは冴えない。米・国防予算の規模と内容への懸念があったからだ。しかしNOCの製品については、共和党・民主党の双方からの後押しがある。

NOCは航空宇宙システム・特務飛行システム・技術サービスの3つの事業を柱としている。ゴールド・マンサックスは宇宙、サイバーセキュリティ、コマンドコントロールシステム等のNOC主力事業が今後も堅調であると見ている。更に、米政府が予算に盛り込む新しい戦略的抑止システムを米政府から受注する可能性が一番高いのもNOCであると見ている。これらの理由により、2025年までに更なる好業績が見込めるだろう。  

EPSは$19.10 (2018年)に対し、ゴールドマン・サックスの予想EPSは$22.08 (2019年)、$25.63 (2020年)だ。我々の予想はコンセンサスを大きく上回る。もしこの見込みが正しければ、PERは11倍(2019年)、9.7倍(2020年)だ。また2019年は18%売上が増加すると予想している。

コーエン氏は他に中国株個別銘柄、日本株個別銘柄(リクルート:6098)についても言及していましたが省略します。また注目のETFとしてはiSharesグローバル・クリーン・エナジー(ICLN)を挙げていました。

  

 

軍事・防衛銘柄推しという事なので、私のポートフォリオの中で最近元気がないDFEN(軍事防衛宇宙レバレッジ3倍ETF)の、華麗な復活を期待します。

DFENは直近高値(63ドル・2018年10月)から僅か2ヶ月足らずで半値以下(25ドル・2018年12月)まで逝きましたが、1月18日の終値は37ドルなので、現在-40%程度の下落で済んでいます。これぞレバレッジ3倍ETFという動きを見せており、目が離せない上に全く心が休まりません。

  

  

クリック頂けると大変励みになります。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。