米国株ブログ村では、SPXLを始めとする米国株レバレッジ型ETFをポートフォリオに組み込んでいるブロガーさんは、何人ぐらいおられるのでしょうか?
また日本人個人投資家全体では、どれぐらいの割合の方がレバレッジ型ETFに投資しているのでしょうか?
(日経インバース、ダブルインバースはそれなりに多いみたいですがあれは日本株なので対象外)。
そんなに多くないのかもしれないなあというのが私の印象です。
気になるのはアメリカ人個人投資家の間ではSPXLだのCUREだのはどういう扱われ方をしていて、何%ぐらいの個人投資家が保有しているのか、という所だったりします。
皆さんは何%ぐらいのアメリカ人投資家がレバレッジをかけていると思いますか?
- ほとんどいない
- 10%未満
- 10〜20%
- 20〜30%
- 30%超
今年の2月の記事ですがこんなのがありました。
“今年あなたの株式資産を3倍にする方法。ただし注意点あり。(CNBC 2019.2.24)”
珍しくレバレッジ型ETFについて言及した個人投資家向け記事でした。Direction社の社員が登場し、自社商品であるSPXL(S&P500連動ブル3倍)やSPXS(S&P500連動ベア3倍)などを紹介しながらレバレッジ型ETFについて解説していました。
内容は、まあよくあるレバレッジ3倍ETFの説明でした。新鮮味は特にありませんが概ね以下のような事が書いてありました。
- レバレッジ3倍ETFというものがあり、指数に連動するETFの3倍の値動きをする
- ブル3倍(指数が上がると価格が上がる)とベア3倍(指数が下がると価格が上がる)がある
- 株価が上下するようなボックス相場では、長期的には減価するので注意 ・・・等々
そしてこの記事の主役は、最後に設置されているアンケートです。
このアンケート結果を見る事で、米国株投資家のレバレッジ選好度がある程度見えてきます。
質問:あなたはレバレッジ型ETFに投資しますか?
投票結果(回答者数1,125名)
レバレッジ型ETFに投資する:39%(439名)
しない:61%(686名)
CNBCの読者は主に米国株投資家でしょう。有効回答者数1,125名ということなので、母数はまあそれなりに十分だと思います。
レバレッジ型ETFに投資すると答えた米国株投資家は、全体の4割もいましたよ・・・!!
そう、正解は5.でした。
ほとんどいない10%未満10〜20%20〜30%- 30%超
よってアメリカではレバレッジ型ETFをポートフォリオに組み入れるのはそこそこメジャーな投資法であるという事が証明されました(乱暴な結論)。
つまり全力米国株はこれからもレバレッジ3倍ETF(ブル型)に突っ込んで行くという事です。
全国のレバレッジ投資家の皆さん!皆さんは日本では少数派っぽいですが、アメリカには仲間がたくさんいますよ!
ただしこのアンケートでは、回答者がブル型とベア型のどちらを選好しているかが全くわからないため、投資家は注意が必要です(全力米国株は相場が上がると価格が上がるブル型レバレッジに賭けています)。
・・・まさかアメリカ人、相場が下落する方に賭けてないよね!!??
置いてけぼりは勘弁して下さい!