株式市場はメルトダウンではなくメルトアップする(ラリー・フィンク)

2019年4月16日(火)、iシェアーズETFシリーズでお馴染みのブラックロック社が決算を発表しました(好決算でした)。

ブラックロックのラリー・フィンクCEOは今後の市場見通しとして、「マーケットはメルトアップする」とコメントしたとCNBCは伝えています

 

メルトアップとは、十分な買い材料が無いにも関わらず、相場の上昇に乗り遅れまいとする投資家が殺到するなどして投資パフォーマンスが著しく向上する状態を指し、しばしば強気相場の最終局面で見られるといいます。

 

「株式市場はメルトダウンではなくメルトアップするリスクを孕んでいる。」

 

ラリー・フィンクは、一時退避した異様な量の現金に理由があると指摘しています。

 

「マーケットには記録的な量のキャッシュが積み上げられている。」

「多くの投資家は昨年、FRBによる利上げが続くと見込んでいた。しかし実際は金利は据え置かれることとなった。現在、多くのキャッシュが過少投資状態となり積み上がっている。

また、金利据え置きが伝えられ大量の資金が債券に流入したが、株式にはそのような資金流入がまだ見られていない。

 

要するに利上げを警戒した投資家がキャッシュポジションを多めにして身構えていたところ、パウエルFRB議長が突如金利据え置き路線に転じた為、マーケットに記録的な量のキャッシュがダブついている状態となり、何かを引き金として一気に資金が株式に流れ込む事でメルトアップする可能性があるとの事です。

 

引き金ってなに?やっぱりアレ?

S&P500の過去最高値更新のことか!!?

あるいはFRBが利下げに転じたりする事か???

で、その後一気にメルトダウンするってこと!!??

ヤメテーーー!

   

賢明な投資家はタイミング投資など行わず、資金と投資先の用量・用法を守って定期的に株式市場にマネーをぶちこみましょう。

 

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