2019Q2決算シーズンは企業のガイダンスに注意

 

 

”株価の上昇を終わらせる可能性がある大きなリスク(CNBC 2019.7.12)”

JPモルガン、マイクロソフトなど、S&P500の主要企業の決算発表が次週から本格化する。これらは株式市場のラリー(上昇)にとって大きなチャレンジだ。

 

パウエルFRB議長は、世界経済の減速と米中貿易問題の影響から米国経済を守る必要があると判断した場合、利下げを行う準備があると先週の議会証言で表明した。これにより、先週の株式市場は過去最高値を更新した。

 

経済の減速と米中貿易戦争の関税。直近の2大リスクが、米国企業の業績にどの程度の影響を与えたのかがいよいよ今週明らかになる。すなわちそれが株式市場の最も新しいリスクである。 

 

CNBCが言うには、マーケットは「世界経済の減速と米中貿易問題が原因で、2019Q2決算は振るわないだろう」と予想しているとの事です。

つまり決算が良く無い事は織り込み済みという事でしょう。

それよりもCNBCは、FRBの利下げと米中交渉再開という好ニュースを前提に、企業がどの程度のガイダンスを出してくるかに注目する事が重要だと述べています。

ガイダンスが市場予測を上回るかどうかに注目ですね。 

  

今週の主な決算発表スケジュール

7月15日(月):シティ・グループ

16日(火):ゴールドマン・サックス、JP・モルガン、ウェルズ・ファーゴ、ジョンソンエンドジョンソン 、チャールズ・シュワブ、ユナイテッド航空

17日(水):バンク・オブ・アメリカ、US・バンコープ、バンク・オブ・ニューヨク・メロン、アボット・ラボラトリーズ、IBM、ネットフリックス

18日(木):マイクロソフト、モルガン・スタンレー、ユニオン・パシフィック、ユナイテッド・ヘルス、ブラックストーン、ダナハー

19日(金):アメリカン・エキスプレス、ブラックロック、ステート・ストリート、シュルンベルジュ

 

 

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