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ペンシルベニア大学ウォートン校のジェレミー・シーゲル教授が2021年4Qの株式市場へ警鐘を鳴らしていました
「株式市場はまだインフレへの準備ができていない( CNBC 2021/10/3)」
「マーケットは厄介な方向に進んでいる。
インフレは我々にとってFRBが考えるよりずっと大きな問題になるだろう。」
シーゲル教授は原油価格や天然ガスの上昇も例に挙げつつ、最も懸念すべきは米国の物価上昇とそれに伴う影響だと説明します
「インフレ率上昇はFRBにテーパリングプロセスを加速させる重圧となるかもしれない」
「株式市場はテーパリングが加速することに対する心構えができていない」
さらにシーゲル教授によると、ウォール街が直面している最大の脅威は、FRBのパウエル議長がインフレ率の急上昇により市場予想よりもずっと早く金融緩和政策から手を引くことだといいます
「現在の株式市場の安定がFRBの金融緩和による流動性の供給に関連することは周知の事実だが、もしこの流動性が失われれば、株式市場にとってネガティブだ」
テーパリングと利上げが市場参加者の予想する以上に早まることは株式市場には負の影響だと述べています
そうなった場合に警戒すべきはハイテクと米長期債だとシーゲル教授は言います
さらに、グロースからバリューへ・・・金利上昇の恩恵を受け、市場の価格決定力があり、配当を支払う企業が有利になるという見解も示しています
「グロース株にリターンで劣後していた公益セクターや生活必需品セクターが、その配当支払い能力とともに堅調なリターンを提供するかもしれない」
また以前からシーゲル教授が主張しているとおり、米債券投資は大きなリターンが見込めないといいます
「利回り上昇圧力が高まっており、今後6ヶ月間で大幅に下落する可能性のある米長期国債には手を出さない方がいい」
配当はインフレ局面のプロテクターであるともコメントしています
「配当はインフレに対するプロテクターだ。もちろん株式の配当は国債ほど安定してはいない。しかし歴史的に見て配当はインフレへの防御になる。ついに高配当企業に日が当たる時が来るのかもしれない」
最後にゴールド、不動産アセット、ビットコインについても言及しています
「米不動産はバブルではない。不動産投資やREITは投資先としては良いと考えている。1970年代のインフレ時には人々はこぞって金投資に走った。現在はその対象がビットコインに変わっているように見える」
結論
株はハイテクよりも高配当、債券はダメ、不動産・金・ビットコインは有り
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村民こそこそ話。
思い返せばコロナショック後のハイテク&環境祭りで浮かれてたころが懐かしい。
そういう村民の方たちは枕を並べてしょげてるねw
シーゲル教授の指摘通りかなと思いつつ、当時高配当ETFをしこたま仕込んだ身としてはやっと報われそうだが一寸先は奈落かもしれんww
それはそうと。
レバの爆発力で加速してるぶん余裕はあると思うし気にすることなく突っ走れ!
とはいえキャッシュの安定感をどこで組み込むかという課題もあるでしょうけど。