どちらに転んでも、米国株投資家の勝利

    

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2022年6月24日(金)の米国株式市場は上昇しました

 

今週は、ダウが+5.4%、S&P500&P500が+6.45%、NASDAQが+7.5%の上昇となりました

  

パウエルFRB議長が6月22日、米議会にて「米経済成長とインフレを注視し、もし減速が確認できた場合は利上げペースを緩める」と発言し、市場に好影響を与えたからです

   

つまり、米国景気の減速を示す経済データは株式市場にとって好材料となるターンが来ています

 

現に6月24日に発表されたミシガン大学消費者信頼感指数6月確報値は50.0で、市場予想の50.2を下回りました。また4月の「60」という数値を大きく下回りました

 

この消費者マインドの着実な冷え込みを好感して逆に株価は大きく上昇しました

 

5月新築住宅販売件数も69.6万件と発表されましたが、4月を上回ったものの1月(80.1万件)、2月(77.2万件)、3月(76.3万件)を大きく下回っています

  

住宅ローン金利の上昇の影響が住宅購入者に及ぶため、住宅需要は年末に向けて減速すると予想されています

 

米経済の減速を予感させる指標を好感し、逆に今週の株価は上昇しました

  

この点について2022年6月24日付のBarrons記事に言わせると、「今後数回のFOMCを経て、我々は利上げの最悪期を脱出する可能性がある」ということです

    

またBaronsでは「今週木曜日にS&Pグローバル米国購買担当者景気指数(6月)が52.4という数値に落ち込んだことが、前回の57.8を下回り、成長鈍化の具体例の一つとなった」ことから「米経済活動は既に減速している」と主張するヘッジファンドのコメントを掲載しています

   

今の我々の希望の光は、「米経済減速が続く限り利上げのペースが緩和されるだろう」と予想し続けることだけです

  

皮肉にもそれが株式市場の上昇を支えてくれるからです 

   

経済が上向けば株価上昇、経済が減速しても株価上昇

 

どちらに転んでも勝利する必勝の自動2択が完成してしまいました

     

   

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2件のコメント

  1. 恐怖のスタグフレーションさえ回避できたらそれで良し、ということでしょう。
    しかし現状はいまだ戸隠山頂に至るための蟻の塔渡りという微妙な道筋であります。
    今ほどバランス感覚が必要とされているFRBもないんじゃないかなw
    準備怠りなく行きましょう!

  2. アメリカの中立金利が2.5%程度と推定されていて、政策金利がこれを上回ると、景気は減速する。ボルカーがインフレ退治をやった頃と比べ、中立金利はかなり低くなっているので、少し金利を上げると、すぐに景気が減速する。だから、もうすぐ利上げペースが緩むと読んで、気が早い連中が株の買いを入れた。
    しかし、景気が減速してからと言って、例えば原油の価格はすぐには下がらない。人手不足も根本の原因はコロナで外国人労働者が国へ帰ってしまい戻ってこないところにある。だから急速にインフレが収まるとは考え難い。とりわけインフレ統計は遅行指数なので、過去の物価高が現在の統計数字となり、これからも高い数字が続く。
    そうすると、単なる景気減速ではなく、物価高も共存したスタグフレーションになる恐れは残っていて、あくまで「利上げペースが緩む」だけで「利下げ」になるのはまだ先とも考えられる。

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