米国株式市場に対し強気の姿勢をとるジム・クレイマーは、2018年第4四半期から現在にかけての相場急落の要因を2つ挙げていました。これらが解消しない限り相場は回復しないといいます。
- 米中貿易紛争
- FRBの行過ぎた利上げ
しかし2019年1月4日、突如としてこれら2つの懸念が払拭された、と報じています。
”FRBがトランプ・ラリー(上昇相場)を固める(CNBC 2019.1.4)
1月4日午前中にパウエルFRB議長が今後の利上げやバランスシートの縮小などについて「利上げについて規定路線はない」「FRBは市場の声を極めて慎重に聞いている」という、金融引き締めというよりはむしろ緩和的なハト派寄りの発言をしたことで株式市場に安心感が広がり、株価が急上昇した。
CNBC記者
以下、全てジム・クレイマーの発言。
「トランプ・ラリーが戻ったかのような上昇だ。幸いなことに米中貿易紛争とFRBの利上げという、市場を停滞させる二つの大きな懸念を、本日以降考えなくてよくなった。」
「パウエル議長がこの調子で物事を進めれば、米国株式市場に大量のマネーが戻ってくるだろう。これは”パウエル・ポップ(急騰)”だ。突如として最大の懸念事項がマーケットから取り除かれたのだ。」
「1月7日には米中の高官レベルでの貿易協議が開催される。おそらく中国側は交渉にどう対処するかの準備があるはずだ(何らかの進展があると見ている)。」
「しかもさらに良いことに、2018年末の急落で株式の割安感が高まっている。歴史的高騰と言われたこの2年間の、最初の頃の株価水準に戻った事を投資家はもっと喜ぶべきだろう。」
「SP500に採用されている企業の成長率は
2017年:+17%
2018年:+27%
2019年:+10%(予測)
であったが、パウエル議長の発言に基づいて2019年の予測値は上方修正が必要だ。
「もしパウエル議長が発言の通りに物事を実施し、トランプ政権が中国との貿易問題に確実に対処できれば、投資家は企業業績に基づいてバリュエーションを判断するという通常の株式市場に戻ることができるだろう。」
皆さんいよいよ全力で買い進める時が来たみたいですよ・・・
1月7日(月)のマーケットに期待しましょう。
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これってフラグなんじゃないの(1月7日の米中貿易協議で交渉が頓挫して結局また株価は下落して朝起きたらお金が減っている)と思っている方もクリックをお願いします。
昨年の12月から米国株式始めました。アマゾン買いましたが売却思案中。勉強させてもらいます。更新楽しみにしています!
ありがとうございます!
アマゾンは悩ましいところですよね。
私もホルダーとしてアマゾンの面白い記事があれば積極的にアップするつもりです。
同じ2018年組(イチハチ組)として頑張りましょう!
アマゾン株を昨夜、寝る前に指値で売りました!マイナスでは無かったですが早朝に起きて急騰してましたので驚きました。まだまだ楽しみですね!
アマゾンでマイナスを出さなかったのは素晴らしい判断だったのではないでしょうか!?含み損まみれの自分からしたら羨ましいです。投資は難しいですがお互い頑張りましょう!
バンガードS&P500のインデックスファンドはいくつもありますがそれも分散投資したほうがいいのでしょうか?経費率の少ないものを選んでですが?
バンガード・S&P500ETF(VOO)やバンガード・S&P500バリューETF(VOOV)やバンガード・S&P500グロースETF(VOOG)の事でしょうか?この3つに分散すると最終的にVOOのポートフォリオに近づくと思うので、経費率が最安のVOOがいいのではないかと思います。1番いけないのは経費率が割高のレバレッジ3倍ETFなどに傾倒する事だと思います!