ジム・クレイマーが7月1日(月)のマーケットクローズ後にコメントしていました。
要は、市場参加者は米中貿易交渉が再開したとはいえ未だマーケットに対して懐疑心を抱いており株価に悲観的であるが、だからこそ株価は上昇するとの事です。
“懐疑的な投資家のおかげで株価はさらに上昇する(CNBC2019.7.1)”
米中トップ協議に関する好ニュースで市場は一次的に最高値を更新しましたが、上値は重いです。株価上昇に懐疑的な投資家が多いからだとジム・クレイマーは言います。
悲観論者は「米中貿易交渉に具体的進展は何もなかった」「引き上げられた関税はそのままであり負担は米国民が負う」と言い、株価上昇に懐疑的だ。
だがそれでいい!!
強気相場はいつも悲観や懐疑心を燃料にして成長してきた。
これは良い傾向だ。
株価は更に上昇するだろう。
なぜ市場が懐疑的だと株価が上昇するのか?それは逆に考えると分かりやすいとの事です。
逆に投資家が全員強気相場を信じ始めたら株価のラリー(上昇)は終わりだ。
なぜか?
新たに株を買う投資家が誰も残っていないからだ。
つまり暴落が怖い怖い、強気相場は終わる終わると言っている人達がたくさんいる間はそれを燃料に株価が上昇し続けるとい事です。
暴落が来た時に買い向かえるよう、現金多めで機を伺っています!という投資家がたくさんいてくれるうちは、そして我慢できずのその資金が少しずつ相場に流れてくるうちは、株式市場は安泰なのですヤッタネ!!
暴落待ちの投資家の皆さんはここで進むか待機続行か、難しい決断を迫られています。
ジム・クレイマーに言わせると、皆さんの待機資金が今後の株価上昇の燃料になるという事ですので、少しずつ燃やしていってはいかがでしょうか。
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