好ニュースの中で下落する相場 嫌な感じ

    

2019年12月30日のNY市場は下落しました。

当初は年末までに手仕舞いする短期筋がApple、Microsoft、ビザ、マスターカードを中心としたハイパフォーマンス銘柄を中心に利益確定の売りを入れていると報じられました。

その後、中国の劉副首相が米中貿易フェーズ1署名のために今週訪米する事が報じられたり、市場予測を上回るシカゴ購買部協会景気指数(PMI)が発表されたりしましたが、株価は持ち直しませんでした。

ブルームバーグはこの下落を以下のように説明しています。

貿易協議の進展が報じられ、米住宅販売データは予想を上回り、PMIも予想を上回ったにも関わらず、株価は下落した。使い古された言い回しになるが、投資家が利益確定の売りに走ったためと説明せざるを得ない。マーケットのPERは19倍であり、株式は買われ過ぎた感がある。どこかの段階で利確が入るのは自然である。

特段悪いニュースが出ていないのに比較的大きく相場が下落するというのは、見ていて気味が悪いですね。

一過性のものなのか、それともこういう日を境に一気に坂を転げ落ちていくのか・・・

また別の要因として年末で取引量が非常に少ないことも指摘されています。

昨日だけでなく今日12月31日もさらに取引量が減ると見られているため、この下落の流れはもう1日続きそうだとの事です。

  

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