全米デモと暴動鎮圧を見て米国株の未来に一抹の不安を覚える

  

6月1日(月)、米国では白人警官による黒人暴行死事件と全米に拡大したデモの影響で株価は荒れています。

人種間の憎悪と暴力と略奪を背景に株価は下落ではなく上昇している始末。

ジム・クレイマーが言うには経済再開の期待により株価は上昇するが全米デモの影響で伸びは限定的であるとのことです。

つまりデモが無ければもっと上がっていた米国株マーケット。

それでも人種問題とそれに伴う暴動と略奪行為をも織り込み済みとして上昇を続ける米国株マーケットです。

白人が黒人を蹂躙して繁栄してきた(という指摘が正しいか正しくないかは置いておいて)アメリカという国は、株式市場でも同様に世界中のマネーを蹂躙して繁栄を続けています。

  

このように国内も国外もいびつな構造の米国に、このまま全財産を賭け続けて果たして大丈夫かと少し思います。

  

デモというかもはや暴動と略奪であるわけですが、暴動鎮圧に米軍の動員も視野に入れていると言います。全方位戦闘体制ですね。国の外も中もです。国が1枚岩ではないのがポイントです。

 

米中衝突も新型コロナも米国経済リセッション説もどれもアメリカの優位性を揺るがすとは全く思わないけど、人種間衝突問題はちょっと心配になります。

今更何を言っているのかと言われそうですが、この国はやっぱり何かがおかしいですね。

  

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