全力米国株です
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2021年10月8日(金)の米国株式市場は下落しました
米雇用統計9月(予想+50万人)が予想を下回りました(結果19.4万人)
雇用統計は予想を下回りましたがウォール街の反応は「おおむね予想通りの統計でありFRBテーパリング開始時期に影響は与えないだろう」というものでした
市場の目は来たる企業決算の発表に向いています
全力米国株がウォッチしている人物の一人がモルガン・スタンレーのマイク・ウィルソン氏ですが、彼が企業決算と今後のマーケット動向についてコメントしていましたので共有します
全力米国株も同氏を参考にしておりTwitterでも度々取り上げております
2021年10月6日のBloombergに彼のインタビューが掲載されていました
Morgan Stanley’s Mike Wilson Warns of Fresh Stock-Market Pain(Bloomberg 2021.10.6)
それによると今後株価は調整するそうです
なぜかというと来たる企業決算が悪そうだから
「我々はグロース株は下落しマーケットは調整へ向かうというサイクル転換期最終フェーズの只中にある」
「閉塞感を感じる消費者の需要は、力なく尻すぼみに終わるだろう。そのような間は米企業の決算期になっても、原油等コモディティ高騰に起因するインフレ加速を和らげることはできないだろうと考えている」
S&P500の来期の予測利益に基づくPERはすでに20倍にまで低下していますが、近い将来には18倍まで低下するとマイク・ウィルソンは予想しています
「企業収益がここから更に減少する可能性があることを考えると、株価が過去最高水準に近い現在の状況を正当化することが難しい」
正当化が難しいというパワーのあるワード出ちゃった・・・!!!
さらに、個人投資家の買いが入ることも長続きしないかもしれないと言っています
「個人投資家が一時的下落局面で買い向かうことが相場を回復させてきたが、一旦買ってみてうまくいかなければ、次の下落で買い向かうことはしないだろう。数週間前にS&P500が50日移動平均線を下回った時がまさにそれだ」
要するに結論は
「ハイテク株を中心に米国株式市場全体が10〜20%の調整と予想」、原因は「企業決算見通しが高過ぎる」ためということです
ただ、モルガン・スタンレーは2019年にも企業決算下方予測からのベアマーケット入りを予測して見事に外しているので、今回も2年前と同様に外してくれることを期待しています
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全力米国株様
2年前に真逆に外しているとなると、益々どうなの?!の境地になりますですw
ただ、今はエネルギー価格や人件費上昇というコストUP、コロナでアジア等からの物流が滞っている、輸入のコンテナが足りない、輸入が届いても港湾労働者が足りない。。。
これは製造業の話ですが、どうなのでしょうね?
ハイテクは大丈夫でしょうか。
MADMONEYのジム・クレイマーさんも決算が良いとは思えない、のように言っているみたいです。