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2021年7月5日(月)、Amazonのジェフ・ベゾスがCEOを退任しました(会長職に就いた)
Amazon幹部として24年間組織を率いたアンディ・ジャシーが新CEOとしてベゾスの後任に就きました
新CEOのプレッシャーは小さくないです
ジャシーCEOが直面する3つのチャレンジはマーケットの期待・規制当局の問題・労使問題です
CEO交代後にAmazonの株価が低迷するかもしれない要因でもあります
1.マーケットの期待
ウォール街のアナリスト予想では2022年末までにAmazonは売上高でウォルマートを抜き小売企業として全米トップに立つとされています。
売り上げが伸びる事が大前提、ということです
ジャシ―CEOは当然これを達成できなければなりません
できて当然、と思われている事をできなかった時には株価が大打撃を受ける事を我々投資家は覚悟しなければいけません
2.規制当局の問題
Amazonは独禁法違反で規制当局からお仕置きを受けるかもしれません
ウォール街は「最悪のシナリオ」として、米下院で審議中の法案が成立しAmazonはサードパーティの小売業者を切り捨てざるを得なくなること、Amazonの自社ブランドの商品を販売することができなくなること、Amazonが他社を買収する事に制限がかけられること、Amazonが事業部ごとに解体させられること、等を挙げています
もしそうなればAmazon株ホルダーにとっては大打撃
ただでは済まない予感がします
3. 労使問題
Amazonは世界各国で倉庫労働者や配達員との間に様々な労使問題を抱えています
Amazonは “Earth’s Best Employer(世界で最も優れた雇用主)”や “Earth’s Safest Place to Work.(世界一安全な職場)”というスローガンを掲げていますが、それを自分達で言っちゃっている以上、現在抱えている同社の闇を浮き彫りにしていると言えるでしょう
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Amazonは長期的に買いでしょうか?
米誌Barron’sによると「長期投資家にとって、ジャシー新CEOのAmazonは明らかに『買い』だ」との事
時価総額 (現1.7兆㌦) は今後3年以内に3兆㌦を突破する。内訳は
ジェフリーズ証券の株式アナリスト談
– Amazonウェブサービス(クラウド事業)1.2兆㌦
– Amazon小売業(中核事業) 1兆㌦
– Amazon の広告事業+その他 0.8兆㌦
もし独禁法違反でAmazonが解体されても心配無用だといいます
人気の高いクラウドソフトウェア企業であるSnowflake (SNOW)と同じ売上倍率を与えてみよう。そのケースでは、Amazonウェブサービス単体でも時価は4兆㌦を超える計算だ。
相変わらず強気で売り煽っていて草である
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