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2021年2月2日（火）の米国株式市場は大きく上昇しました。
ゲームストップ株やロビンフッダーの騒ぎは終わりました。
次は一般米国株投資家の祭が始まります。これにより米国株は永遠に右肩上がりの上昇カーブを描くでしょう・・・人類誕生以前からこうなる事は決まっていたので、抗っても仕方ありません。
アフターマーケットでAmazonが2020Q4決算を発表しました。
内容は良かったです。EPS、売上とも市場予測を上回りました。ガイダンスも予想を上回りました。
同時にジェフ・ベゾスがCEOを退任し、会長職に就任すると発表しました。
これはサプライズ。株式分割を実行するよりもCEOを辞めるのが先かよ。
退任時期は2021年9月です。現AmazonウェブサービスCEOのアンディ・ジャシーをAmazon帝国の後継者に指名しました。
Amazon新CEOとなるアンディ・ジャシーは1997年にAmazonにマーケティングマネージャーとして入社し、2003年にクラウド事業のAmazonウェブサービス立ち上げに貢献し、現在ベゾスの右腕として Amazonウェブサービス CEOを務めています。
ハーバード・ビジネス・スクールMBAホルダーでもあるシアトル在住58歳のアンディは、2020年の報酬と保有するAmazon株で総資産は3.7億ドルのようです。優秀そうな男なのでAmazonは彼に任せておけば大丈夫でしょう。
会長職に退くジェフ・ベゾスがAmazon全従業員に宛てたメッセージを、ざっくりと以下に記しておきます。
今次決算内容は、Amazonがこれまで長期的に積み重ねてきた革新の結果だと言える。Amazonはこれまでになく革新的な状態にあると考えている。（CEOを退く）転換にはベストなタイミングであると判断した。
私は会長として、Amazonの重要なイニシアチブに従事し、同時に「ブルー・オリジン」「ワシントン・ポスト」、立ち上げて間もない「ベゾス・アース・ファンド」、その他私の情熱を注げる先に、今後なお一層注力していく。
私は今までになくエネルギーに満ち溢れており、これは引退ではない。Amazonが持つ影響力の大きさに非常に感銘を受けている。
初めはクレイジーに見えるアイデアでも、絶望することなく発明を続けて欲しい。放浪し、自身の好奇心を羅針盤にして欲しい。それがあなたの「第一日目」であり続けるから。
参考 Jeff Bezos to step down as Amazon CEO, Andy Jassy to take over in Q3 （CNBC2021.2.2 ）
Amazon創始者としてここまで走り続けたジェフ・ベゾス、まずはお疲れ様。
これは終わりではなくベゾス帝国の新たな始まりであると信じているので、もうこの先は自分の好きにやったらええがな。
Amazonと米国株式市場の未来はこの全力米国株に任せておくがいい。
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結局の所、コロナウイルスのパンデミックがAmazonの売り上げを過去最高に押し上げ、それがジェフ・ベゾスの勇退を早めました。
正にコロナウイルスが加速させた世界。ベゾスはその時流に逆らうことなくスピード感を持って重大な決定を下しました。全力米国株はその判断を支持しますし、故に引き続きAmazonの未来には強気です。
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