ダボス会議2019・要人発言まとめ

 

2019年の世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が1月22日から25日の間、スイスのダボスで開催されました。

CNBCが報じた要人達の発言の中から主要なものをピックアップしました。

 

“ダボス会議要人発言まとめ (CNBC 2019.1.25)”

  

レイ・ダリオ

米国の富裕層への増税は、極めて大きな意図せざる悪影響が生じる可能性があると指摘しました。

税率がどのように変更されるかは、インセンティブに大きな影響を与え、資本フローにも大きな影響を与える可能性があり、それは市場や経済に大きな影響を与えるだろう。

  

  

ジョージ・ソロス

著名投資家ソロス氏は1月24日、中国の習近平国家主席を「開かれた社会を信じる者にとって最も危険な敵」と評しました。

ソロス氏が言及したのは中国の「信用格付けシステム」という仕組で、これは個人の職歴や支払実績、交友関係などから「社会信用スコア」を算出し全国民をランク付けし、監視するというものです。ランキングが低い国民は金融、不動産、医療、行政サービスで不利となります。

私は、開かれた社会が独裁政権の支配により直面するであろう致命的な危険性に、注意を払いたいと思う。

  

  

マルク・ルッテ

オランダのマルク・ルッテ首相は、2020年米大統領選を控えるトランプ大統領の再選に期待を寄せるコメントをしました。

トランプ大統領は再選を果たすだろう。故に我々は彼と協働しなければならない。

トランプ大統領は、WTOやEUや国連など、あまり上手く機能していない国際機関への変革を成功させる起爆剤である・・・これら機関について解決すべき問題は山積みである。

  

  

ジャイール・ボルソナーロ

ブラジルの新大統領、ジャイール・ボルソナーロ氏は、就任後初めての世界経済会議で挨拶するとともに、ブラジル経済の今後について言及しました。

ラテンアメリカ最大の経済国ブラジルは、依然として外国資本から見ると比較的閉じられた国家であるがゆえ、これを変革することが重要な命題の一つだ。

私の大統領任期中に、「ビジネスに最適な国」の世界ランキング50位以内に必ずや入ってみせる。

  

  

クリスティーヌ・ラガルド

国際通貨基金(IMF)のラガルド総裁は、中国経済の減速は「道理に適っている」が、下落傾向が加速し始めた場合、それは大きなリスクをもたらす可能性があると警告しました。

もし経済減速が加速すれば、深刻な問題となる。

  

 

  

世界はグローバル化しているはずなのに、各国単位で見るとポピュリズム(大衆迎合)とナショナリズムが台頭しています。

また主要国首脳の米トランプ大統領、英メイ首相、仏マクロン大統領は、国内の混乱のため欠席しました。

世界経済の先行き不透明感が垣間見える会議であったと言えます。 

  

  

  

  

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