CNNは株式市場の見通しについて弱気な見解を報道

CNNによると、投資家が株価の下落を恐れていない現在の状況に、恐怖が潜んでいるといいます。4月9日付の記事です。

  

記事の前半ではVIX指数(恐怖指数)が著しく下がってきている事を指摘しています。 つまり投資家が株価の下落を恐れていない(想定していない)、強気の心理が強く出ているという事です。

 

またCNN独自の指数であるFear and Greed インデックスによると、現在のマーケットは100点満点中70点で「グリード(強欲)」だという事です。Fear(恐れ)とは逆の状態です。

 

しかしマーケットの強気な心理と裏腹に、4月に入って行った主要機関投資家へのアンケートによると、回答者のほぼ半数が「株価の上昇は2020年末までに終了する」と弱気な回答をしており、またほぼ3分の1が「株価の上昇は2021年末までに終了する」と回答したと述べています。つまり指数上は強気でも、ウォール街の心理は弱気であるとの事です。

またこのアンケートにおける2019年の全世界株のパフォーマンス予測についての質問では、約60%が「2019年は過去の平均上昇率を下回る」と弱気な見解を示したそうです。

 

以上よりCNNは

パニックになる必要はない。ーしかし、警戒すべき時が来たのだ。

と結論づけています。

  

どうやら米国株投資家は身構えなければならない状況のようです。

 

強欲さ加減が滲み出るようなポートフォリオを保有する全力米国株としては、身の引き締まる思いです。

 

 

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