将来有望なあの産業のETFが新設された

  

”新しく設立されたETFは40兆円産業を対象とするETF(CNBC2019.4.24)”

2019年4月10日に、新しいETFが新設されました。 Procure Space ETF(ティッカー:UFO)。約40兆円産業と言われる宇宙産業に携わる企業を対象とするETFです

構成企業30社と組入比率はCNBCが以下の図の通り纏めてくれています。

上位から20番目くらいに、AT&Tやノースロップ・グラマン、ロッキード・マーチン、ボーイングなどのお馴染みの企業が散見されます。

画像はCNBCより

  

これまでITAやDFENのような、「米航空宇宙産業ETF」は存在しました。しかしこれらは航空宇宙と名前が付いていますが所謂「米国軍事産業ETF」に過ぎません。

 

 

今回新設された「UFO」は、米国内外を問わず、宇宙産業に関わる30社で構成されています。

衛星携帯電話企業(イリジウム社やインマルサット社等)や資本財製造企業(Harris、エアバス、ボーイング等)などの国・セクターを跨いだ優良企業群を投資対象としています。

一方話題となっているジェフ・ベゾスのブルー・オリジン社やイーロン・マスクのスペースX社は、(まだプライベートカンパニーなので)構成銘柄に含まれていません。

ITAやDFENはほぼ資本財企業で構成されており、米中貿易紛争や世界経済減速懸念の影響をあからさまに受けて価格が下落、という事が多いですが、それらよりは多少分散が効いているのかなという気はします。

 

設定以来2週間、価格はほぼ25ドルで安定しています。

  

残念ながら日本での取り扱いについては未だ情報がありません。また、最も気になるのはレバレッジ3倍ETFの取り扱いですが、こちらについてもまだ情報はありませんでした。

 

宇宙産業は今後大きな収益が期待できるビジネス分野だと個人的には考えています。UFOXLの誕生を待つ!

 

 

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