シーゲル教授、1年後のダウはいくらになっていますか?

  

  

6月28日(金)にジェレミー・シーゲル教授の最新インタビュー動画(ブルームバーグ)が公開されたので観てみました。

「永遠の強気男」シーゲル教授だけあって、相場の未来に希望が持てると言うか、もっと相場に金を投げ入れたくなるというか、まあとにかくそういう気持ちになるインタビュー内容でした。

 

 

 

※このインタビューは米中トップ会談が行われる前日に収録されています

長期投資こそ勝利の戦略である

今回のインタビューはアンカーからのいくつかの質問とシーゲル教授の回答という形で進んでいきます。

Q1:現在の株式市場を「買い推奨」とする根拠を教えて下さい。

シーゲル:「2つ理由がある。第1に現在のマーケットバリューは割安だ。アメリカのPERは17〜18倍であり世界中どこよりも低い部類に入る。非常に魅力的だ。第2にトランプ大統領は米中貿易協議を最後まで押し通すことはしないということだ。米中問題を強気で押し過ぎて弱気相場入りあるいはリセッション入りしてしまえば、2020年大統領選挙でトランプ大統領は負けるだろう。米経済と米株式市場の好調を維持し続けなければいけない事を大統領本人もよく分かっている。」

 

Q2:売買判断に影響を及ぼすようなブログやツイートが大量に存在する現代社会において、個人投資家はどのような投資戦略をとるべきかアドバイスをお願いします。

シーゲル:「株式に投資し続けろという事が、最も優れたただ一つのアドバイスとなるだろう。最もやってはいけない事は、ブログやツイートに反応して売買してしまう事だ。悪いニュースが報じられ株価が下がっても恐れてはいけない。仮にそこで株価が20%下落しても、それはさらに資金を投入すべき時なのだ。長期投資こそがこれまでずっと勝利の戦略であった。そしてこれからもその戦略を変える必要は全く無い。

   

Q3:米中貿易戦争が今後さらに悪化していく事は有り得ますか?またそれによる株式市場への影響は?

シーゲル:「トランプ大統領が追加関税を全ての品目に課すような事になれば、貿易戦争は悪化し、間違いなく弱気相場入りするだろう。しかし先ほども述べた政治的な事由により、私にはそのような未来は見えない。ただ、もし誰かが大統領に”(追加関税は)大統領の使命です”と言うような事を言い出したら、株式市場には悪影響だ。」

 

Q4:ズバリ一年後のダウ平均はどうなっていると予想しますか?

シーゲル:現在(26,600)よりも5%〜10%上昇しているだろう(27,930〜29,260)。

 

  

おれは株式に投資し続けるぞ!シーゲルーーッ!!

と叫びたい気持ちになりました。

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