2022年4月29日の米国株式市場は急落しました
ハイテクも非ハイテクもその他大型も小型も、米国株はほぼ全て叩き売られました
S&P500は-3.6%、NASDAQは-4.17%と急落
Amazonなんか1日で-14%ですからね
レバレッジ3倍ETF超えです
いよいよ終わりの始まりのようです
2022年4月を終え、今後の見通しは株価がFRBの利上げと景気後退をどこまで織り込むか、にほぼ絞られたと感じています
しかし株価が下落するにしても例えばS&P500がいくらの水準まで下落するのか?という点についてははっきりとは分かりません
もちろんJPモルガン等を始めとして機関投資家がS&P500の予想値を(EPSやPERの予測値からある程度定性的に判断して)計算しています
ですが今の相場は完全に「雰囲気」とか「勢い」とかで下落しているように見えるので、どこまで下がればフェアバリューに戻るのか、とかそういったことは分かりません
株価は上昇するときも下落するときも投資家心理に従って上がり過ぎたり下がり過ぎたりします
株価は人気投票なので仕方ありません
NASDAQは直近高値16000台から20%以上下落して弱気相場入りしています
S&P500は直近高値から-15%ぐらいですがどうぜ-20%を超えるでしょう
強気相場はこれでおしまいです
しかしお終いの後に、再び何かが始まるでしょう
たとえば2020年3月には、米経済はリセッション入りして11年続いた強気相場がお終いとなりましたがその翌月、2020年4月にはリセッションが終了した(史上最短となる2ヶ月間のリセッション)ため、新たな強気相場がスタートしました
米国株式市場は過去幾度となく何かが終わったり始まったりを繰り返しながら長期的に右肩上がりで推移してきました
今回も過度に悲観的になることなく、過去の米国株価チャートを虚ろな目で眺めながら、米国株は長期的には右肩上がり、長期的には米国株は右肩上がり、と口の中でもぐもぐ言ってればいいでしょう
ジェレミー・シーゲル教授も似たようなことを言っていました
「株価の底は近いかも」Wharton’s Jeremy Siegel says we may be near the bottom in markets 2022.4.30 CNBC
(でも「目に見えてインフレが収まるにはあと1年ぐらいかかるかも」と言ってますね)
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今回はコロナショックのときみたいな夢の超回復は期待できそうもないなぁ。
よって、あのときのような下がったら買い増しの呪文は効かないかと思案しとる。
インフレ下の投資妙味とはなんぞやと考えながら寝てるしかないかも。
個人的にはもう十分なサイズの想定PFで寝転がりつつ時々いじるという安穏な投資をつづけてるw
グロース投資家にとっては長い冬の時代かもしれん・・・
健闘を祈る!