2019年7月8日(月)の米株市場はズルズル下げながら始まり、全体的に元気がありませんでした。
アップルの株価が冴えなかった事が原因の一つでした。
足を踏み外したみたいな落ち方をしていますが、大丈夫でしょうか。今回は証券会社の投資判断絡みの下落でした。
“ローゼンブラット社がアップル株の投資判断を下げ(CNBC 2019.7.8)”
ローゼンブラット証券がアップルの投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた事が報じられると、マーケットオープンと同時にアップル株がしこたま売られました。
ローゼンブラット証券は7月8日に顧客向けレポートをリリースしました。
当社はアップルが今後6〜12ヶ月間、ファンダメンタルズの悪化に直面するものと判断し、投資判断を「中立」から「売り」に引き下げた。
また来たる決算で発表される新型iPhoneの販売成績は期待外れに終わるだろう。iWatch等の他製品も、売上の成長には貢献しないだろう。
目標株価は従来通り150ドルとする。
この投資判断引き下げに市場が反応した模様です。
ダウ平均・S&P500、ナスダックという3つの指数のリーディングカンパニーであるアップがコケれば、もれなくダウ・S&P500、ナスダックもコケるという、見慣れた光景です。
証券会社の投資判断で市場がオタついたりするのはいつものことなので、ここは騒がずスルーでいいでしょう。
それよりも、7月30日に発表されるアップルの2019年第2Q決算内容に注目しましょう。
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