2020年1月23日(木)の米国株式市場はS&P500が3,325(+0.11%)で取引を終えました。おおむね好調です。
中国・武漢で新型コロナウィルスが発生し、世界中をプチパニックに陥れていますが(NY市場も少し下がっている)、株式市場へのインパクトとしてはまあ全然大した事はありません。
ところで保有株の売り時って決めていますか?全力米国株は1. リバランスする時 2. まとまったお金が必要になった時 以外、株を売るタイミングを全然決めていません。
バイ&ホールドが基本です。
相場が急落したらどうするのか?これはその時になってみないと判断は難しいですがおそらく売らずにホールドを続けると思います。
実際2018年に20%弱下落した事がありましたがいつも通りホールドして月に一度買い増ししていたら相場は急回復してたまたま結果オーライ上手くいったので、味をしめました。次同じ事が起こっても同様にガチ&ホールドすると思います。
なんかジム・クレイマーが、怒っていました。
「現在の相場が金融危機(2008年)直前と同じで暴落は近い近い、と言うヤツがやたら多いが、滅多に来ないから金融危機と言われてるっつーのに、的外れにもほどがある。まじでイラつくわ」
ちょっと意訳していますがだいたいこんな事を言っていました。
“相場下落時に自身が保有する株を売って良いかどうかを判断する方法(CNBC 2019.12.30)”
それでジム・クレイマーは読者にレクチャーします。
「もし相場が下落・急落したら株を売るべきか否か、その判断基準を教える」
結論を先に言うと、唯一の判断基準は米国の実体経済だけだという事です。
実体経済が好調であれば、マーケットが下落しても株を売るな、と言っています。逆に実体経済が不調であれば、その時は株を売っていいと言っています。
例えば
相場→下落している
実体経済→健全に成長している
このような場合、必ず下落相場は反発する(ただしそのタイミングを読む事は難しい)ので、株を売ってはいけません。
逆に
相場→下落している
実体経済→成長していない、不況、問題がある
このような場合、相場の下落に根本的な経済的理由があるので、株を売ってよろしい。
これが判断基準だとのことです。
マーケットには様々なノイズが溢れておりバイ&ホールドの決意が揺らぐ瞬間が必ずあると思いますが、ジム・クレイマーはそんな時は必ず米国経済の状況をチェックし、経済に問題がなければ株をしっかり握って下落相場を耐え抜き、トレンドの反転に備えろと忠告しています。
実体経済を表す指標は
・米GDP
・雇用統計
・消費者物価指数
・景況感指数
・住宅着工件数
などがあります。注意深くウォッチしていきましょう。
実体経済が好調なうちは株を買って放置、買って放置、買って放置をバカの一つ覚えの様に繰り返して行きたいと思います。実際2018年、2019年はそれで乗り切って来たわけですから、なあにこれからも上手くやって見せますよ。
ただし今度こそ死ぬかもしれませんが。
=======2020年7月追記=======
2020年2月19日から同年3月23日までに発生したコロナショックの急落時には、売らずにホールドして買い増し及びリバランスを行って耐えた結果、無事2020年7月に総資産が新高値を更新したので良かったです。ラッキー!!
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