ガンドラック氏、インデックス投資を否定

“ガンドラック氏が投資家はもはやインデックスファンドを避けるべきであると言及(CNBC 2018.12.17)”

ガンドラック氏がCNBCのインタビューに対して以下のようにコメントしたとの記事が出ています。

「投資家は米国株のインデックスファンドには投資をすべきでない。この事を私は強く推奨する。」

「米国株インデックスファンドは約680兆円、米国株ETFは570兆円という規模に膨れ上がっているが、投資家達にはインデックスファンドを用いたパッシブ投資家になってはいけないという事をアドバイスしたい。なぜならパッシブファンドは世界株式が天井を打つとともに既に”熱狂状態”に入っているからだ。」
「また現在の下落局面においてパッシブ投資はハーディング現象(集団から外れたくないという心理が高まり、人々が非合理的な判断に基づく同調行動や追随行動をとること)を引き起こしており、問題が非常に大きいと認識している。」

12兆円のファンドを運用する新債券王ことガンドラック氏、インデックス投資を全力でディスっていました。

すると世界最大のインデックスファンドプロバイダーの一つ、バンガードグループが、すかさずCNBCを通じて反論の声明を出したというプロレスみたいな状況。

(意訳)

「ガンドラック氏はインデックスファンドの弱点を指摘してやったと得意げだが、残念ながらデータの裏付けが全く無くて草。」

バンガード社





じゃあどうすればいいかという話になるわけで、そんなガンドラック氏の2019年の投資方針は

「ハイクオリティでボラティリティが低く、かつ短期間の債券ファンドがベストな選択だ。」

といいます。

そしてガンドラック氏が最後にダメ押しでもう一言。

「一方で、ワーストな選択は何かというと、既に多くの投資家が行なっている行動だ。
つまり現在最も割高と考えられるS&P500というインデックスファンドに大金を投じる事が、最悪の選択肢だと言える。」

S&P500インデックスファンド(にレバレッジを3倍ほど掛けたもの)に金を投じている私に対する当てつけでしょうか。

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