ガンドラック、リセッション入りB判定

いつでも米国株に悲観的なガンドラック氏は、先週も顧客向けウェブキャストで投資家に悲観的な注意喚起していました。

「金投資に賭ける債権王ガンドラック、リセッション入りの警鐘を鳴らす (バロンズ 2019.6.14)」

何でも、6ヶ月以内以内にリセッション入りする確率は40〜50%12ヶ月以内にリセッション入りする確率は驚きの65%だという事です。

65%というと、受験で例えると合否判定でB判定が出てしまうぐらいの水準なので、かなり現実味が高いと言わざるを得ません。

ガンドラックの一貫したリセッション推しの根拠は、米中関係の先行き不透明感及び世界経済減速懸念だという事であり、前者については来週のG20後の米中トップ会談が、後者については欧州中央銀行ドラギ総裁が言及した追加金融緩和の行方が焦点になりそうです。

なおバロンズ記事の見出しでガンドラックが金投資に賭けるという表現になっていますが、これはガンドラックが今選ぶべき投資先として「金の買い持ち」と答えた事に由来しています。

しかし金は株式と違いそれ自体が成長する訳でも配当を生む訳でも無いので、全力米国株の好みではありません。

もうこの際リセッションとか来てもいいので、その代わり皆がリセッションだ撤退だキャッシュポジションに戻して底値で買い戻しだなどと言っている中で、逆に株式をただ淡々と定期的に買い増して行ける、折れない強靭な心が欲しいと思っています。

何年続くかも分からないリセッションの中、それでも買い増しを続けるなんていう度胸勝負が果たして可能なのでしょうか? 途中で気が狂いそうですが。

しかしもしそのような状況下でSPXLやらTQQQやらの無限地獄ナンピンを最後まで敢行し、リセッション終了時点で相場で立っていられたなら・・・そこからの株価反転上昇はレバレッジ3倍が特大のアクセルになり、大勝利確定のような気がします。

それまで精神が保つかが問題ですが。

全力米国株の場合もう一つ別の問題があって、それはリセッションが終了する前に失職して追加投資資金が捻出できなくなる、という懸念がある事です。

後者のケースはできれば避けたいのですが、そうは言っても正直その確率はB判定ぐらいはあると思います。

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