2019年1月29-30日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBが利上げに様子見姿勢を示した事について、ジム・クレイマーが1月30日のCNBCの番組でコメントしました。
パウエル議長の判断を高く評価しています。
「パウエル議長が(利上げを見送ったので)米株式市場に損害を与えた、と論じる評論家もいるが、耳を貸す必要はない。」
「パウエルFRB議長は、私のように株価を上げたい人に媚を売って誤った決定(政策金利を据え置いた)を下した、と主張する人もいるだろう。 私はこのような考え方にはうんざりする。もちろん株価の上昇は大いに歓迎するが、重要なのはそこではない。パウエル議長の決断は、株価ではなく経済全体を考えた上での決断だ。健全な経済を望まない人間がいるだろうか?
もしパウエル議長が自らの利上げプランに固執していたら、ウォール・ストリート(大企業及び機関投資家を中心とする金融市場)よりもメイン・ストリート(中小企業、個人投資家及び小規模投資・運用・証券会社を中心とした経済)の方がはるかに荒廃していただろう。」
「株価の上昇は確かに素晴らしい事だが、それを理由にパウエル議長が決断したわけでは無い。 パウエル議長は景気拡大を終わらせた男になりたくなかった。また リセッション入りの引き金を引いた男にもなりたくなかった。」
「これは、蛮勇に対する思慮分別の勝利である。」
勝利宣言はまだ早いんじゃないですかクレイマー先生ッ・・・!
だいたい「ハイ勝ちました」などと言うと往々にして直後に悪い事が起こるというのは、地下闘技場では常識となっているわけです。そのため個人投資家は今後の展開に十分注意が必要です。
克己も・・・(グラップラー刃牙より)
刃牙も・・・
このあと滅茶苦茶ボコられた。
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