”生活必需品対決:P&G vs アルトリア(CNBC2019.3.14)”
CNBCはたまに番組内で、トレーダーによる個別株プレゼン勝負を行ったりしてます。
約1ヶ月前の2019年3月14日の番組ですが、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)とアルトリア(MO)の対決でした。
まず2人のトレーダーがそれぞれの推し銘柄のプレゼンを行います。制限時間は各々45秒ずつです。
その後、別の2名のコメンテーターが、プレゼンの結果買いたくなった銘柄を選ぶことで決着がつきます。
半分は真面目な株式投資番組、半分は株式投資バラエティ番組だと思って下さい。
まずMOのプレゼンから。
MOはバリュエーションが他のライバル企業より割安である(PER15倍)。自社株買いを積極的に行っている。PGは確かにエクセレントカンパニーだが、MOはバランスシートと合理的なビジネスモデルの面でPGを上回っている。
続いてPG。
PGはバリュエーションはPER23倍とMOより割高であるが、潤沢なフリーキャシュフロー、魅力的な配当金がある。タバコ業界は販売本数の下落など構造的問題を抱えるがPGのビジネスは好調であり、総合的にPGが優れている。
さて、ご注文はどちらですか?
一人目のジャッジ
二人目
2:0で勝者アルトリア!
- MOはタバコ以外の酒、大麻、電子タバコなどのグロースエリアで更なる成長が見込める
- MOは単なるタバコ会社ではなく投資会社でもあり今後も潤沢なキャッシュを生み続ける力がある
ウォール街ではいかにキャッシュ創出力が重視されているか、という事が伺えます。
PGホルダーの全力米国株、がっかり (;´Д`)y─~~
非喫煙者です。