最近米銀行・証券会社のアナリストはタバコ株にポジティブな投資判断を付けています。
”アルトリアとフィリップ・モリスは電子タバコ革命で生き残る(バロンズ2019.4.10)”
バロンズはウェルズ・ファーゴのアナリストコメントを取り上げています。
ざっくり言うと
- 電子タバコの若年層への蔓延が社会問題となっておりタバコ会社には逆風だ
- この深刻な問題を解決せよと、FDAからタバコ会社に強い圧力が掛かっている。しかし解決できない場合のタバコ会社への罰則や取り締まりの内容はほとんど決まっていないのが現状だ。
- むしろタバコ会社はそのスケールメリットや製品開発力などを活かし、この困難な状況を乗り切ると予想される
かつてタバコ会社が肺がん訴訟問題で多額の賠償金を課され潰れかけた時代に比べると、FDAの生ぬるいプレッシャーなど恐るに足りぬという事かもしれません。