ハーバード大学基金はAAPLとFBを売って何を買ったのか

 

大学基金とは、大学基盤の整備、企業・社会との連携、研究成果の活用支援、学生のための厚生施設整備、各種学生支援などを推進するために設けられた基金であり、個人や法人から寄付金(エンダウメント : Endowment)をその原資としています。(Wikipedia)

ハーバード大学の大学基金は全米トップかつ世界一の運用金額であり、その額は約3920億ドル、日本円で約4兆円に迫ります(2018年6月30日時点)。

それでまあハーバード大学基金ポートフォリオの10%は米国株、他90%は除く米国先進国株、新興国株、未公開株、債券、不動産、コモディティなどなんですが、今回バロンズがポートフォリオの中の米国株に焦点を当てる記事を掲載しておりました。

ブログ記事のタイトルの答えがバロンズの記事タイトルなわけですが、ハーバード大学基金がアップル(AAPL)とフェイスブック(FB)を売ってアルファベット(GOOGL)を買ったそうです。2019年第2四半期の事です。

   

”ハーバード大学基金はアップルとフェイスブックを売ってアルファベット(グーグル)を買った(バロンズ 2019.8.17)”

AAPLとFBを全部売ったわけではないです。AAPLとFBの持分を減らし、代わりにこれまでも保有していたGOOGLを買いましたとあります。

ハーバード大学基金の保有する米国個別株はこんな感じ。

  • アップル
  • アルファベット
  • フェイスブック
  • パロアルトネットワークス(PANW)(サイバーセキュリティ企業)
  • アデューロ・バイオテック(ADRO)(ヘルスケア・バイオ関連企業)

 

ちなみに4兆円の基金の中で、米国個別株の占める割合は僅か1%未満ですので、今回の売買はおそらくほとんどパフォーマンスに影響が無いということを付け加えておきます

  

  

じゃあもうVTI一本でいいじゃん?

  

  

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