MicrosoftとAppleを売って高配当株に舵を切った個人投資家の話

 

 

「2013年からMicrosoftとAppleに集中投資していた筆者自身が、最近保有株式を一部利確し、5名柄の分散投資に切り替えた。その理由とポートフォリオに新たに加えた3名柄を説明する」

Seeking  Alpha にこのような記事が載っていました。

Trimming My Tech Titans (Seeking alpha)

要約すると以下のような内容でした。

  

AppleとMicrosoftは以下の理由により一部利確

・PERで見ると2社とも割高である

・配当利回りが低下していて旨味が減った

・(記事の筆者自身の独自分析によると)今後の期待リターンが低い

・2013年以降、十分キャピタルゲインを享受した

   

   

新たにポートフォリオに加えた銘柄

・ジョンソンエンドジョンソン (JNJ)

・ユナイテッドヘルス(UNH)

・オートマチックデータプロセシング(ADP) 

  

   

新規追加3名柄の選定理由

・高配当株である

・連続増配X年以上

・直近ネガティブニュースにより株価下落、投資妙味がある。

    

************************ 

要するにこの筆者の好みなのか?

概ね上述のような内容の記事でした。

念のためこの筆者がどういうブログを書いているかというところまでザッと確認したところ、彼はブログ開始の2013年ごろはグロース派だったのですが、現在は完全に高配当派に投資スタイルというか好みが変わっているという事実が確認できました。何かピンと来たんでしょうね。

その投資方針は「いかに受取配当金を最大化するか」という部分に力点が置かれており、ブログ内では2044年に年間受取配当金26,220ドルを達成するために各年の配当金目標額まで設定されていました。

つまり今回のApple売り、Microsoft売り → JNJ、UNH、ADP買いは、高配当銘柄を狙い撃ちしたものではないかなというのが全力米国株の推測です(記事内では色々理由がたくさん述べられてはいましたが。)

 

どの投資法も正解・不正解は誰にも分からないのですから本人が好きな投資法を選べば良いと思います。そういう事よりも、個人的にはアメリカ人の書くブログでストレートな高配当推しブログという物にあまりお目にかかった事がなかったので、今回見つけた彼のブログは大切にウォッチしていきたいと思います。

  

そのポートフォリオ変更がトータルリターンにどのぐらい影響を与えるのか・・・?

今後が楽しみです。

   

ちなみに彼のポートフォリオ総額は8万2000ドル(約900万円)でしたよ。

    

   

   

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