アルトリアがまたFDA長官に叱られている間にカリフォルニア州は電子タバコの販売禁止に向けて一歩ずつ進んでいるらしい

2019年3月19日(火)のマーケットでアルトリア(MO)が-2.25%と大きく値を崩したのはこのニュースが報道された事が理由とみられます。

FDA長官の発言でアルトリア下落 (CNBC2019.3.19)

https://www.cnbc.com/2019/03/19/altria-shares-fall-after-fdas-gottlieb-describes-difficult-meeting-on-juul.html?__source=iosappshare%7Ccom.apple.mobilenotes.SharingExtension

FDA長官のゴッドリーブ氏は、アルトリアが電子タバコ大手のジュール社を買収したのは若年層の健康を懸念してではなく、単にビジネス目的であったとして、アルトリアを名指しで批判しました。

ビジネス目的であるのは当然の話だと思いますが、とは言いながらもアルトリア程の巨大企業は社会的責任が大きく、社会問題化している若年層喫煙問題を考えて行動するという建前があるものと思われます。

にもかかわらず先週行われたFDAとタバコ会社による会議の席上で、タバコ会社が宿題を提出しなかった事にゴッドリーブ長官は怒ったようです(宿題=若年層の喫煙問題をなんとかする対策案)。

これ以上宿題を忘れると、廊下に立たせる=電子タバコの販売に関する厳しい規制を適用すると、FDAは警告しています。

またFDAはタバコ規制強化の具体案の策定も、現在進行中だとほのめかしています。

話は変わってカリフォルニア州では電子タバコ販売禁止の動きが進んでいるとか。3月20日に州政府高官が州内での電子タバコ販売を禁止する法案を提案したと報じられました。


とりあえずものすごい逆風ですが、タバコ会社は過去こういった逆境を何度も何度も何度も何度も乗り越えてきたので、今回もうまくやるんじゃないですかねー

と雑に締めさせていただきます。

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