パウエル議長が変なこと言い出さないか世界中が見守っている(2週間ぶり2回目)

 

今週3月19日・20日(火・水)はFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。

FOMC後にパウエルFRB議長が市場との対話という事で声明を発表する訳ですが、現在の流れではある程度既定路線というものがあり、それを逸脱する発言がありはしないかと市場参加者がハラハラしながら見守っているようです。

  

なんか先月も似たような状況があったような・・・

デジャブかな? 

パウエルFRB議長が変な事言わなかったので市場に安心感が広がった | 貯金と給料を全力で米国株に突っ込むブログ

 

 

 ロイターの3月17日(日)の記事によると、株価に織り込み済みの内容を逸脱した発言がパウエル議長から出た場合、再び市場、特に株価に混乱が生じるということを言っていました。

要するに市場の大方の予想としては

2019年→短期金利は2.25%〜2.5%のレンジで据置(利上げ無し)
2020年→利下げも有り得る

という見方をしているということです。

  

なので、そこから外れるような言論があった場合は株価が派手に動きそうです。

 

その場合に備えて、市場が下がる方に賭けるETF(にレバレッジを3倍かけたもの・SPXSとか)を購入しておきますか?

いや、そんな事をする必要はないでしょう。

なぜならパウエル議長はやればできる子だからです。

彼はFRB議長に就任して「場の空気を読み、株価を操る」というスタンド能力を身につけました。

なので空気を読まない、「先月辛抱強く、って言ったけどやっぱり辛抱堪らんから利上げするわw」みたいな発言は無いと思っています。

という事で私は今回のFOMCは特に心配していません。

 

むしろ心配なのは、パウエル議長が変な発言をしないという事は既に株価に織り込み済みである点です。少なくとも新しい好材料が出てこない限り株価の最高値更新は期待できないと思われます。

 

そういう意味ではこれから発表される米企業の2019第1Q決算がどうなるかについての方が、株価に与えるインパクトは相当大きいだろうなと思うこの頃です。

 

 

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