パウエルFRB議長が変な事言わなかったので市場に安心感が広がった

 

2019年2月26日の米株相場は3日ぶりの反落となりました。投資家が反応したのは昨日発表された12月米住宅着工件数大幅減ホーム・デポが決算でコケた事キャタピラーの投資判断引き下げなどの情報で、株価の下げ要因となりました。

一方、パウエルFRB議長が米上院議員委員会の証言で「利上げの決断を急がない」と発言した事で市場に安心感が広がり、株価を支える要因となりました

 

”パウエルFRB議長「利上げを急がない」発言(ロイター2019.2.26)”

もともと米上院議員委員会が開催される前から「パウエル議長は市場を驚かせずに利上げを急がないという既定路線を伝える事ができるか」という所に世間の注目が集まっていました。逆にいうと「なんかまた変な事(利上げするとか)言い出すんじゃないの」と、皆が警戒していたという事です(それはそれで失礼な話ですが)。

  

結果、大きなサプライズがなく、市場予想通りに「利上げを急がない」旨を証言し、マーケットに伝える事ができたので、パウエル議長はよく頑張りました。

  

株式市場に買い安心感が伝わったので大きな下落にはならなかったようです。

 

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