あれから4ヶ月・・・・
「あれ」とは？
誰も覚えていないでしょうけれど、約4ヶ月前の2018年12月21日、ジム・クレイマーがある予想をしました。
「4ヶ月以内にFRBが利上げをやめて株価は回復するから、投資家は株を売るな」と。
当時12月21日はFRBが利上げ継続表明で株価下落・トランプ大統領が予算案署名拒否で株価急落・FANG業績悪化懸念で株価総崩れという割と最悪な状況で、SP500は激しく売り浴びせられていました。
そんな中ジム・クレイマーが、「今後4ヶ月以内にFRBが金融政策を見直し、株価は回復するであろうから、投資家は株をホールドしろ」と言っていたんですね。
↓当時の記事
もしパウエル議長が態度を変えないようなら金鉱株か金価格連動ETF（GLD等）を推奨する。
ただし、パウエル議長が過ちに気づいた時、株価は反転し上昇を始める。注告する。投資家は今株を売ると後悔する。
遅かれ早かれパウエル議長は経済の弱体化を否定できなくなり考えを改めるだろう。私は自分の判断に自信がある。パウエル議長は、今後間違いなく考えを変えざるを得なくなる。おそらく今後4ヶ月の間に。これが投資家が株式を保有し続けるべき理由だ。
ジム・クレイマー 2018.12.21
ブログを書いた本人もほぼ忘れていました。
では、約束のおよそ4ヶ月が経過したので答え合わせをしてみましょう。
1. FRBの金融政策
(4ヶ月前) 利上げ続行 → (現在) 利上げ一時停止・辛抱強く見守る
FRBは考えを改め、金融締め付けから緩和に方向転換したので、ジム・クレイマーの予想的中。
2. 株価（S&P500）
（4ヶ月前）2,351 → 2,940（現在）
12月24日の直近最安値2,351に対し、現在2,940。+25％の急上昇でジム・クレイマーの予想的中。
3. 投資家は株をホールドし続けるべきだったか
全力米国株の資産合計額で検証します。
Before
After
YES! 大体500万円ぐらい回復していますので、ジム・クレイマーの言うとおりホールドで正解でした。
この4ヶ月間で160万円新規入金する（3月は新規入金を休みました）一方、150万円分ほど資産を取り崩しましたが、それを加味しても十分な資産増でした。アリガタヤ。
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ということで4ヶ月前の予想についてはジム・クレイマーの完全勝利に終わったようです。
握力自慢のガチホ勢の皆様、恐れ知らずの積立投資勢の皆様、おめでとうございました。
とはいえ長期的にはこの先どうなるか良く分かりません。明日から突然暴落相場に移行することもありえます。
先のことは良く分からないので、全力米国株は今後も毎月米国株を神妙に買い増ししていくことにします。
行ける”トコ”まで行ったらあ！
あ、4月の運用状況の記事書かなきゃ。
いつも見ています。今回もいい情報記事で参考になります。
最近、「投資で一番大切な２０の教え（ハワード・マークス著）」を読みました。その結果、
サイクルを正確に読むことができない（今の相場が頂上なのか大底なのかはわからない）のならば、何も考えずにホールド又は積立を継続するのが結局一番いいのかもしれない、などと思うようになりました。
ただ、管理人さんのようにレバレッジＥＴＦをホールドするのは怖いです（笑い）
SPYD保有者さん、
いつもお読み頂きありがとうございます。
今回はたまたまホールドしていたら助かりましたが、次回も同じように助かる保証は全然無いので、正直怖いですね。その上今回の件で味をしめてしまったので、次回も確実に逃げ遅れると思います。ただ、どうせ逃げても重傷は免れないので、だったら握りしめて業火に焼かれた方が後悔が無くてよいのかと思います。念仏を唱える練習はしておきます。
いつも楽しく読んでおります。
これまでの記事で
ジムクレイマーに興味を持ったので
mad moneyを見てみましたが
私の英語力では聞き取れませんでした。
せっかくなので何を言ってるか分かるくらいまで
聞く力を訓練したいと思いました。
野菜経理マンさん、
いつもお読み頂きありがとうございます。
そうですね、ジム・クレイマーの英語は速い上に急に極端に小声になる時があったり、なんというか声の高いおじさんが大げさに抑揚をつけてまくし立てるような独特な喋り方なので、最初は聞き取りにくいと思いますが、目標がはっきりしていれば、いつか必ず聞き取れるようになると思います！CNNとかもリスニング教材としてはお勧めです。