でも目標株価は更に上、289ドルです
2019年10月23日のアップル株価は243.18ドルに達し、新たに過去最高値を更新しました。
しかしモルガン・スタンレーは従来の目標株価247ドルを更に引き上げ、289ドルにしました。
今月に入りアップルは立て続けに最高値を更新していますが、この流れはまだまだ終わらないという事らしいです。
その理由の一つは、アップルがハードウェアを制しつつあるという事にあるのかもしれません。
最強企業決定トーナメント(近代戦)
10月19日に以下のようなツイートをしました。
この記事(CNBC)によると、Microsoft, Amazon, Google, Facebookの今後の成長戦略は共通しており、「如何にして自社のハードウェアのシェアを伸ばすか」という点にフォーカスしているとの事です。要はソフトウェアの分野で既に強者である各社の今後はハードウェアの拡大にかかっており、その為にはハード分野の王者Appleと戦って勝たなければならないという事です。
情報技術産業における最強企業決定トーナメントでは、まずハードを制し、その後にソフト分野でユーザーから利益を吸い上げるというのが勝利の方程式となります。
故に各社は打倒アップルを目標に掲げ、勝負ハードを投入し、戦況を有利に運ぼうとしているわけです。
Appleのハード&ソフト戦略
しかしそのような中、王者アップルの新兵器「iPhone11」は売れています。他社ハードを寄せ付けない勢いがあり、現時点ではほぼ無双状態と言って良いでしょう。
そしてハードを制したAppleは、11月1日から新サービス「Apple TV+」をスタートします。
モルガン・スタンレーのアナリスト予想では、iPhoneユーザーの10人に1人が利用するとの事です。このソフト戦略がAppleの新たなお金吸い上げマシーンとなり、Appleと株主達に更なるリターンをもたらす事になりそうです。
(ソース記事:バロンズ)
個人投資家の戦略
モルガン・スタンレーの他にも、例えば投資会社のレイモンド・ジェームスはアップルの目標株価を20%引き上げ、280ドルとしています。
全力米国株はAppleを個別銘柄として保有していません。
なのでもうこうなって来ると、「上がり続ける株は上がり続けるから」という謎の理論を根拠に、今からでもAppleに大きめに張って勝負したくなってきてしまいます。
しかし自分の場合、ポートフォリオに占める保有割合が大きいSPXLとTQQQ、その他ETF(VTIやIVVなど)にAppleがたくさん含まれている為、これ以上個別株で買ってしまうとApple比率がやたら大きくなりそうなので買いません。
とは言いながらも来月に入ったら少しポートフォリオを整理する予定なので、現在のポートフォリオの中にAppleがいくら含まれているのか、ちょっと計算してみようと思います。
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