アマゾン株価は1月14日の終値が1,617ドルでしたが、CNBCの番組に出演した2名のアナリストは2019年末までに2,000ドル、もしくはそれ以上になると予想しています。
”アマゾンは「利益を生み続けるマシーン」と化す(CNBC 2019.1.8)”
アマゾンは今後3年で株価が2倍になることも有り得ると考えている。アマゾンは(特定の市場ではなく)米国内の全ての小売市場をターゲットと定義しているからだ。GDPが増えればそれがそのまま新しい市場になる。アマゾンの全米小売売上高シェアは7%、ウォルマートは10%だ。しかし我々の調査では今や国民の25%がアマゾンの顧客である。株価が2倍、3倍になるというのはタフな目標だが、当社としては2019年末に2,000ドルに達すると見込んでいる。
グレッグ・メリッチ(モフェットネイサンソン社パートナー)
当社の目標株価は2,300ドルだ。前出のグレッグの言う通りアマゾンの市場は極めて大きい。また最も興味深いのは、同社が利益を生み続けるプロフィット・マシーンと化している点だ。クラウド事業のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)と広告事業の利益率が非常に高い。
アンソニー・チュカンバ(ループキャピタル社マーケットアナリスト)
アンカー:クラウド事業が将来有望というのは既に広く知られています。それでも株価が2,300ドルに達するという、株価上昇の要因となる次の一手は何でしょうか?
アマゾンの大きな強みの一つはヘルスケア事業だと考えている。昨年アマゾン、JP・モルガン、バークシャーがヘルスケアサービスを提供する新会社を合同で設立したのは記憶に新しいと思う。新会社は現在のところごく初期段階に過ぎないが、市場規模は巨大だ。
アンソニー・チュカンバ(ループキャピタル社マーケットアナリスト)
アンカー:アマゾンがスーパーマーケットのホールフーズ(実店舗)を買収したことについてどう考えますか?
アマゾンが実店舗スーパーを買収したのは販売チャネルを多角化したという点で評価される。販売チャネルの多角化は実店舗からネット販売に拡大したウォルマートで有効性が証明されている。アマゾンホールフーズは顧客の「ラストワンマイル」を埋める手段の内の一つだ。しかし鍵となるのは広告事業だ。主力のEコマース、実店舗のホールフーズ、クラウド事業、ヘルスケア、それら全てに広告事業を関連付けることができる。だからこそ昨年広告事業が70億ドルのビジネスに育った。広告事業はは今後1、2年で2倍の140億ドルになると見込んでいる。
グレッグ・メリッチ(モフェットネイサンソン社パートナー)
・・・これは何となく期待できるかも。。
本当に年内にアマゾン2,000ドルが実現したら嬉しいですね。
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