2019年の株価が順調なスタートを切った本当の理由

 

2019年初めの月である1月は、S&P500が8%近く上昇し、昨年12月の酷い下落相場とは対照的な、幸先の良いスタートを切りました。

ジム・クレイマーがその理由についてコメントしています。

“2019年の株価が順調なスタートを切った本当の理由”

  

12月の下落、翌1月の上昇。理由は世界経済減速でも米中貿易摩擦でも雇用統計でもブレグジットでもなく、FRB一択だとジム・クレイマーは言います。

2月も1月の好調な相場が続くかを考える前に、12月の急落と1月の急上昇の理由を知りたいと考えるのが普通だろう。理由はただ一つ、パウエルFRB議長だ。

パウエル議長は2018年10月に、インフレ抑制のためにより速いペースで利上げが必要だと発言した。しかし12月に、利上げ計画に固執する自分の無謀さに気がついた。2019年1月に、FRBは利上げについて忍耐強く様子を見る(be patient)と表明した。この一連の動きが、S&P500が8%もジャンプした理由だ。

また、こと株式市場においては、「歴史は繰り返さない」とジム・クレイマーはいいます。

株式市場においては歴史は繰り返さないということを、投資家は覚えておくべきだ。故に過去と比較して「パターン」を導き出そうとするマーケット・ウォッチャーの存在を懸念している。彼らは投資家を間違った方向に先導するからだ。

  

また、12月のFRB議長の判断、あれは無いわー、というような事も言っています。

12月は吐き気を催すような酷い、短期のベア(弱気)マーケットだった。これはFRBが作り上げたものだった。誰もFRBが(12月の経済状況を見て)利上げに固執するとは思わなかった。

   

確かにシーゲル教授も12月のFRB議長の判断を批判していました

こんな顔で言っていたような・・・

  

  

  

 

2月も好調な相場になりますように・・・

  

  

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