バークシャーがアップル株を売却した事実を投資家はどう捉えればよいか

  

ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが、2019年2月14日に米証券取引委員会に上場株式保有状況に関する報告書類を提出しました。その中で保有するアップル株の一部を売却した事が報じられました。

バークシャーは保有する2億5250万株のアップル株のうち一部を売却し、現在の保有株数は2億4960万株となった報告しています。割合で言うと約1%ほど持分を減らしたに過ぎません。

この売却に何か理由はあるのでしょうか?バフェットの思惑については理由が明らかにされていません。しかしバークシャーはロイターに対し、Eメールで以下のように回答したといいます。。

バフェットのアシスタントであるデビー・ボサネクは「ウォーレン・バフェット以外の、弊社のファンドマネージャーうちの一人が、 アップルとは全く関係の無い別の銘柄を購入するために、 当人の管理下にあるアップル株式の一部を売却したバフェットの指揮・管理下にあるアップル株式は一株たりとも売却されていない。」と、ロイターの取材に対しEメールで回答した。

ロイター 2019.2.15 
(原文: Berkshire trims Apple stake, adds Suncor and Red Hat, exits Oracle

 

アップル株を(ほんの一部ですが)売ったのは、バフェットではない別のファンドマネージャーであり、バフェット自身はまだアップル株を一株も売っていないことが分かりましたので、今日のブログ記事の釣りっぽいタイトルの答えは「気にするな」となります。どうもありがとうございました。

  

  

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